16日の「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界40位のフ…

16日の「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界40位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。ジョコビッチは6-3、4-6、6-4で苦戦するも勝利し、3回戦へ進出した。試合時間は2時間36分。

両者の過去の対戦成績はジョコビッチの8勝2敗。しかし3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」3回戦では、まさかのストレート負けを喫していた。

11度目の対戦は、白熱したものになった。第1セットこそ、ジョコビッチが終盤の1ブレークで先取するも、第2セットはブレーク合戦に。

第4ゲームで先にコールシュライバーにブレークを喫するも、すぐにブレークバック。しかし第6ゲームでもサイドラインギリギリのショットがアウトになり再びリードを許すと、ジョコビッチのフラストレーションが爆発。ラケットを叩きつけて破壊した。その後もブレークが続く流れは止まらず、第2セットはコールシュライバーに奪われた。

さらに第3セットでも第1ゲームでジョコビッチはブレークに成功。続く第2ゲームでようやくキープし、第2セットから続いた連続ブレークの流れは8ゲームでようやく止まった。緊迫したスコア展開はこの後も続いたが結局はキープが続き、ジョコビッチが勝利を飾った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのジョコビッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)