■「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)15日の大会2日目。男子シングルス1回戦で世界72位ダニエル太郎(日本/エイブル)と世界40位フィリッ…

■「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)

15日の大会2日目。男子シングルス1回戦で世界72位ダニエル太郎(日本/エイブル)と世界40位フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が対戦。ダニエルが1-6、3-6のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。

ダニエルはこの8日間で計6試合、そのうえ4日連続の試合を戦い抜いた。当然その疲労もあったのではないだろうか。

4月8日から行われた「ATP250 マラケシュ」では準々決勝で敗退。そのすぐ後に臨んだ今大会予選、予選決勝ラウンドでアルヤズ・ベデネ(スロベニア)に敗れたものの、ラッキールーザーでの本戦出場だった。

試合後にダニエルは自身のTwitterを更新。「モンテカルロで今日負けました。残念だけど1試合勝てたし頑張ってモンテカルロまで来て良かったです。テニス良くなってるのでまたバルセロナから頑張ります!」とつづっている。

そして第15シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)は世界44位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7‐5、3‐6、1‐6で敗れた。

シャポバロフはこの日が20歳の誕生日だったが、勝利で祝うことができなかった。また両者の対戦は今回が2度目、前回はシャポバロフが勝利していたため1勝1敗となった。

このほか、第10シードの23歳ダニール・メドベージェフ(ロシア)は世界51位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)に6-1、6-1で完勝。第13シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は予選勝者の世界90位アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に4-6、7-5、6-4で勝利し、それぞれ2回戦進出を決めた。

またダブルス1回戦では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)/マルコ・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのフアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)と対戦。1-6、3-6のストレートでジョコビッチ兄弟ペアが敗れた。

二人は兄のノバクがシングルス世界1位の31歳、弟のマルコがシングルス世界574位タイの27歳と、4歳差の兄弟。ペアを組んでATPツアーのダブルスに出場するのは今シーズン2度目だ。1月の「ATP250 ドーハ」では、ベスト4進出を決めていたが今回は初戦敗退となった。

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【4月15日 主な試合結果】

◆「ATP1000 モンテカルロ」

男子シングルス1回戦

〇フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)6-1、6-3 ●[LL]ダニエル太郎(日本/エイブル)

〇[10]ダニール・メドベージェフ(ロシア)6-1、6-1 ●ジョアン・ソウザ(ポルトガル)

〇[13]ファビオ・フォニーニ(イタリア)4-6、7-5、6-4 ●[Q]アンドレイ・ルブレフ(ロシア)

〇ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)5-7、6-3、6-1 ●[15]デニス・シャポバロフ(カナダ)

〇[16]ダビド・ゴファン(ベルギー)6-1、6-4 ●[Q]ギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)

男子ダブルス1回戦

〇[4]フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)6-1、6-3 ●[WC]マルコ・ジョコビッチ(セルビア)/ノバク・ジョコビッチ(セルビア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのダニエル太郎

(Photo by Scott Barbour/Getty Images)