ニックスが全体1位指名権を獲得する確率は14%

2018-19シーズンも下位に低迷したニックスが、ドラフト全体1位指名権を獲得するため、球団レジェンドのパトリック・ユーイングの力を借りることが分かった。

『ESPN』によれば、ユーイングはニックスの代表として、5月14日にシカゴで実施されるドラフトロッタリー(指名順位抽選会)に出席するという。

ニックスが最後にドラフト全体1位指名権を獲得したのは1985年で、過去33年も1位指名権を得られていない。1985年のロッタリーに球団代表として出席した人物は、バスケットボール殿堂入りも果たしたニックスレジェンドのデイブ・ディバッシャーだった。今回ニックスがユーイングを代表に指名したのは、レジェンド起用によるゲン担ぎを狙ってのものだろう。

ニックスにとって、今年のオフシーズンは球団再建に向け重要なものになる。7月にフリーエージェントになる選手2人とマックス契約を結べるだけの空きをサラリーキャップに作った彼らにとって、ドラフトで即戦力となれる大型新人を指名することは、大物選手が移籍先を決める上で重要視する勝てる環境作りに直結するからだ。フリーエージェントになるケビン・デュラント、カイリー・アービングがニックスへの移籍に関心を示しているという噂もあるだけに、今年のドラフトロッタリーは、彼らにとって落とせない勝負になる。

今年のドラフトロッタリーからは、抽選確率が改められる。これまでは、前年のレギュラーシーズン勝率が最も低いチームが全体1位指名権を獲得する確率は25%、勝率ワースト2位チームが19.9%、勝率ワースト3位チームが15.6%に設定されていた。しかし新ルールでは、ロッタリーに回る14チーム中、前年の勝率ワースト3位までの3チームが全体1位指名権を獲得する確率が等しく14%に改められた。つまり、今シーズンをリーグ最下位の17勝65敗で終えたニックスが全体1位指名権を獲得する確率は14%ということになる。

今年のロッタリーは、ニックスにとって近年で最大の運試しになる。1位指名権を獲得し、ユーイングのガッツポーズが見られるかどうか、5月14日を楽しみに待ちたい。