「応援してくれている人たちの前で勝たなきゃいけない」

昨年夏のアジア競技大会での不祥事により科された出場停止処分が解除された永吉佑也(京都ハンナリーズ)、橋本拓哉(大阪エヴェッサ)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)、今村佳太(新潟アルビレックスBB)。4人全員が処分解除後に初の公式戦となった昨日の試合でベンチ入り。橋本を除く3人がコートに立った。

永吉佑也はライジングゼファーフクオカとのホームゲームに出場。第1クォーター途中、エースのジュリアン・マブンガのファウルトラブルを受け、ファンの拍手の中で久々のコートに立った。第1クォーター終了間際、インサイドで勝負してバスケット・カウントをもぎ取る得点を挙げると、試合を通じて31分の出場、11得点の活躍を見せた。

ようやく訪れた今シーズン初出場を終え、永吉はクラブを通して以下のコメントを寄せている。
「今日一番感じたのは、応援してくれている人がいるという存在を改めて再認識しました。そういった『支え』が自分の身近に多くいて、コンディションも作ってきたつもりでしたが、やはり試合は全然違って、でも苦しい時間帯でもファンの声援というのを今まで以上により感じて、どんなにきつくても歯を食いしばることができました」

「(試合に出る時の大歓声に)メラメラと燃えました。やっぱりあの声援って大きいです。本当に背中を押してもらった感じです。そして期間中にお世話になった人は全員招待したいと思っていて、今日も大勢の方が来てくれました。お手製のプラカード作ってくれたり、手を振ってくれたり、本当にずっと一緒にいたので、今日は凄く緊張したんですけど、顔を見て安心させてくれました。緊張を取り払ってくれました」

「終わった瞬間は、負けてしまって申し訳ないという気持ちでした。勝ちたかったです。インサイドを任せてもらえたにも関わらず仕事ができなかった。明日でホームゲーム最終戦なので、明日勝たなければダメです。ハンナリーズのホームアリーナ、ホームのファンの前で、本当に応援してくれている人たちの前で勝たなきゃいけないと思っています。明日の試合で結果を残せるように頑張りたいと思います」

「(ハイタッチの時に涙を浮かべていたのは)自分に対して皆がどう思われているかで正直怖い部分があった。試合後のハイタッチも、自分から手を差し出すことができなかった。でも皆から『お帰りなさい』と言ってもらい、その『お帰りなさい』が次から次と出てきて、それがすごく温かくて、堪え切れなかったのが正直なところです」