“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースの公式予選1回目で、今大会の優勝候補筆頭YAMAHA FACTORY RACING TEAMのアレックス・ローズが二輪シケイン立ち上がりで転倒した。これにチームは騒然となったが、ローズに大きな…

“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースの公式予選1回目で、今大会の優勝候補筆頭YAMAHA FACTORY RACING TEAMのアレックス・ローズが二輪シケイン立ち上がりで転倒した。これにチームは騒然となったが、ローズに大きな怪我はなく、ピットに戻ったマシンも修復可能なレベルのダメージでひと安心。

公式予選2回目では、修復されたマシンで中須賀が2分08秒台をマークすると、吉川和多留監督も「問題なし」とコメント。同じマシンを駆り公式予選2回目を走ったポル・エスパルガロも2分08秒台を記録。そして公式予選1回目でタイム記録が残らなかったローズも公式予選2回目では2分07秒713を記録し、これで3人そろっての決勝レース進出が決定した。

なお、ポールポジションから10番グリッドまでを決める土曜日のTOP10トライアルには、タイム順でいけば中須賀が最終走者として登場する。中須賀は昨年のMFJ-GPでJSB1000仕様「YZF-R1」を駆り2分05秒192を記録しており、EWC仕様YZF-R1でどこまでこの記録に迫ることができるか、そして抜くことができるのかに注目が集まっている。

アレックス・ローズ(資料画像)

アレックス・ローズ(資料画像)