「ATP250 マラケシュ」(モロッコ・マラケシュ/4月8~14日/クレーコート)の大会5日日。男子シングルス準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界116位 ジョーウィルフリード…

「ATP250 マラケシュ」(モロッコ・マラケシュ/4月8~14日/クレーコート)の大会5日日。男子シングルス準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界116位 ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が、予選勝者の世界103位ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦。ツォンガが6-3、6-2で勝利しベスト4進出を決めた。試合時間は1時間6分。

元世界5位のツォンガは、2018年の2月以降、膝の怪我のために欠場を続けたが同年9月に復帰。その後、今シーズン2月の「ATP250 モンペリエ」では見事復活優勝を果たした。

そして今回が初対戦だった両者。この試合、主導権を握ったツォンガは、ソネゴに一度もブレークポイントを握らせることなく勝利を決めた。

試合は第1セット、第2ゲームでいきなりブレークに成功したツォンガ。その後は早いテンポでお互いキープを続ける。そしてツォンガは5-3で迎えた第9ゲームをしっかりとキープし、先取した。

続く第2セット。ツォンガの勢いは止まらず第5、7ゲームでブレークで奪う。その後、ツォンガの5-2で迎えた第8ゲームが、サービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここをラブゲームでキープしたツォンガがベスト4進出を決めた。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによれば、試合後にツォンガは「今週対戦した相手は、とてもいいプレーをしていた」と振り返った。

また「だから主導権を取ろうとしたし、最初からプレッシャーをかけようとした。明日もまたいい試合がしたいし、決勝に行きたい。ここアフリカにいて、とても気分がいい。ファンがたくさんの声援を送ってくれる」と、次戦への意気込みも語った。

ツォンガは準決勝で、世界69位のブノワ・ペール(フランス)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 モンペリエ」でのツォンガ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)