「ATP250 マラケシュ」(モロッコ・マラケシュ/4月8~14日/クレーコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で世界60位のジャウメ・ムナール(スペイン)が第1シードで世界3位のアレクサ…

「ATP250 マラケシュ」(モロッコ・マラケシュ/4月8~14日/クレーコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で世界60位のジャウメ・ムナール(スペイン)が第1シードで世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦し、7-6(1)、2-6、6-3で勝利。自身初の対トップ10勝利を挙げ、準々決勝進出を果たした。

ムナールは21歳で、2018年の「Next Gen ATP ファイナルズ」では準決勝進出を果たしていた。また、現在のランキングである60位がキャリア最高となっている。

そして、ムナールとズベレフは今回が初対戦で21歳同士の対決となった。この試合、第1セットをタイブレークの末に先取するも、続く第2セットは落としたムナール。勝負の第3セットでは先にブレークに成功すると、その後2度のブレークを奪い、フルセットで勝利を決めた。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによれば、勝利したムナールは試合後に「サーシャ(ズベレフ)は素晴らしい選手で、僕にとって魔法のような瞬間。すごく嬉しいです。気分がとてもいいし、この勝利は僕にとって大きな意味がある」と語った。

勝利したムナールは準々決勝で、世界69位のブノワ・ペール(フランス)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブエノスアイレス」でのムナール

(Photo by Marcelo Endelli/Getty Images)