◆東京六大学-社会人対抗戦2019◆

3月31日 対鷺宮製作所 明治神宮球場


打撃成績
守備位置 選手名 学部学年 出身校 打数 安打 打点
(中) 太田 コ2 智辯学園     4 0 0
投   小幡 観2 立教池袋     0 0 0
打中  佐藤聡 コ4 柏南      0 0 1
(二) 宮慎 コ3 市立船橋     5 2 2
(三) 柴田 社1 札幌第一     4 1 0
投   中川 コ3 桐光学園     0 0 0
(右) 中嶋 コ3 佼成学園     4 2 1
(一) 鷲津 現4 世田谷学園    2 0 0
打一  山田 コ1 大阪桐蔭     1 0 0
(左) 三井 コ3 大阪桐蔭     4 2 1
三   敷名 社3 神戸国際大附   0 0 0
(捕) 藤野 営4 川越東      4 0 0
捕   竹葉 コ2 龍谷大平安    0 0 0
(遊) 笠井 済4 桐蔭学園     2 2 0
(投) 手塚 コ4 福島       0 0 0
投   川端 コ2 秀岳館      0 0 0
打   林中 コ3 敦賀気比     1 0 0
投   中﨑 観3 立教新座     0 0 0
打   金川 社2 立教新座     1 0 0
投   比屋根 営3 興南      0 0 0
投   田中誠 コ4 大阪桐蔭    0 0 0
打中右 宮﨑 コ1 大阪桐蔭     2 1 0

選手名 学部学年 出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
手塚 コ4 福島      2   27  1   1    1    0
川端 コ2 秀岳館     1   28  2   1    2    3
中﨑 観3 立教新座    1   12  0   0    0    0
比屋根 営3 興南     2   33  3   2    0    0
田中誠 コ4 大阪桐蔭   1   12  0   1    1    0
小幡 観2 立教池袋    1   15  0   2    0    0
中川 コ3 桐光学園    1   21  1   1    1    0

今季最初の神宮では、怒涛の逆転劇が繰り広げられた。3回に登板した川端(コ2=秀岳館)が2四球2安打で出塁を許すと、この回で一気に3点を先制される。それでも、4回に柴田(社1=札幌第一)の二塁打を皮切りに、4安打で2点を返す。さらに7回、宮慎(コ3=市立船橋)の適時二塁打で逆転に成功すると、続く8回でも三井の三塁打を起点に追加点を奪った。対戦した鷺宮製作所は今年度の公式戦を5戦5勝と負け知らず。そんな強豪社会人チーム相手に、タテジマ軍団は堂々の勝利を飾った。

逆襲の7回、スコアは2-3と1点ビハインド。昨季のリーグ戦や今季のオープン戦がチームの脳裏をよぎる。あと1点がつながらない、もどかしい展開が多かった。「いつもの立教じゃダメだ」。タテジマたちの円陣で主将の力強いかけ声がかかると、それぞれが目の前の1点に意識を集中させた。先陣を切った笠井(済4=桐蔭学園)は、2球目を仕留めて右前安打。続いて代打・宮﨑(コ1=大阪桐蔭)が内野安打でつなぐ。そして、最後に決めたのは宮慎だった。芯を捉えた快音が響くと、ぐんぐん伸びた打球は外野手の頭上を通過し左中間へ。圧巻の走者一掃の適時二塁打で2点を返し、逆転に成功した。歓声に包まれながら二塁へ出走すると、ヒーローは両手親指を突き上げて喜びを表した。「今までバッティングが得意じゃなかったから、この冬に溝口監督(90年度卒=湘南)といろいろ試してきて。やっと自分の形になってきたかな」。久しぶりの神宮での、好プレーに笑みをこぼした。


この日の宮慎(写真右)は5回と7回で二塁打を放ち、
チームの勝利に貢献した

“雑草魂”。宮慎のグローブにはこの3文字が刻まれている。「宮(慎)は誰が見てもわかるくらい練習していた。この冬で一番力がついたのは宮(慎)だな」(小倉。社4=神戸国際大附)。日の当たらない冬の間も地道に力をつけてきたその姿に、学生コーチも太鼓判を押している。意気込みを問われると、「自分はぶっ倒れてもいいと思っているので。しっかり勝てるように頑張ります」。神宮の陽をいっぱいに浴びて戦うその日まで、努力の男の進化は止まらない。

◆コメント◆
神宮初スタメンにして初四番の#7中嶋(コ3=佼成学園)
「オープン戦と神宮では気持ちはやっぱり違います。神宮の方が、気合が入ります。(この日マルチ安打を放ったことについて)嬉しいです。でももう一本打ちたかったですね。開幕カードで戦う慶大は強いチーム、ずっと勝てていないチームではありますが、自分たちはチャレンジャーなので、思い切って。フレッシュな気持ちで戦えたら結果はついてくると思います。」

社会人相手に二塁打2本を放ち、オープン戦から調子を上げる#36宮慎
「(この日は上位打線を打っていたことについて)2番という打順だからこそ、チームバッティングをするというか。走者を進めて、自己犠牲がしっかりできればいいと思っています。場合によっては長打が出たらチームにとっても良いと思うのですが、(まずは)チームのためにしっかり自分のできることをやろうと考えています。高校の時も2番を打っていたので、その経験も生かしつつチームの考えを取り入れてやっていきたいですね。」
(3月31日・𠮷岡麻綾)