“藤野立教”の幕開けだ!昨秋の5位から半年、オフでは主将・藤野(営4=川越東)を中心に、チーム全員が歯を食いしばり続けた。さらにニューフェイスも戦力に加わり、4季ぶりのリーグ戦優勝へ準備は整った。この記事では昨シーズンまでや今オフでの調整・成績を基に、そんなナインの戦力を分析する。

RIKKIOを背負い続ける背番号18
ラストイヤーは「いかに優勝に貢献できるか」


社会人対抗戦での登板の様子。
1四球を許したものの、1回12球自責点0と安定した投球を展開した

開幕投手は、RIKKIOが誇る不動のエース・田中誠(コ4=大阪桐蔭)がもちろん最有力候補。自慢の制球力を武器に1年次からベンチ入りを果たし、2年目からはカードの初戦を任されている。さらに昨年は、エースナンバーである”18”をつけ、チームを引っぱり続けた。が、シーズン最多の6勝を挙げ最優秀防御率にも輝いた春季とは対照的に、昨季は左肘のけがの影響で0勝に終わった。「体の強さが足りなくて1年間を通して投げ切れなかったことが一番の大きな課題だった」。2シーズンを投げ抜くために、オフではインナーマッスルや下半身の強化を中心に体作りに専念。その後調整登板した社会人対抗戦では1回をたった12球で処理し、復調をアピールした。昨年よりも一回り大きくなった左腕が今季こそは、優勝を目指すチームの核になることを誓う。

ナインの守護神 新シーズンは“二刀流”?!


社会人対抗戦では従来通りクローザーとして登板した中川(写真中央)。
最終回を被安打1自責点0で抑え、チームに勝利を呼び込んだ

タテジマの守護神・中川(コ3=桐光学園)が“二刀流”に挑戦する!昨年まではクローザーとしてマウンドに上がり、要所を締める投球をしてきたサブマリン。1年時には全日本選手権優勝投手としてMVPにも選出された。そんな右腕は、今季から打者としてもチームに貢献することを誓う。オープン戦の対筑波大戦では、なんと一塁手として先発出場し第1打席で左中間への二塁打を放った。指揮官も「中川は、この冬はずっと二刀流を頑張ってきています。高校時代はもしかしたら打者としてドラフトにかかるかもしれなかったぐらい、(昔から)打撃が良いですね」と絶賛。今春の神宮球場で、“守護神・中川”だけでなく“打者・中川”としてもその名をとどろかせる。

(4月9日 桒原由佳)