開催2日目を迎えた7月29日の“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは公式予選となるが、午前予選終了後に今大会初めてのピットウォークが行われた。そしてサインを求めてファンが長蛇の列を作ったのがMuSASHi RT HARC-PRO…
開催2日目を迎えた7月29日の“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは公式予選となるが、午前予選終了後に今大会初めてのピットウォークが行われた。そしてサインを求めてファンが長蛇の列を作ったのがMuSASHi RT HARC-PRO.のニッキー・ヘイデンだ。
ヘイデンは2006年のMotoGPクラスチャンピオンで、今年はスーパーバイク世界選手権に参戦中。鈴鹿8耐に出場するのはMotoGPクラスルーキーの2003年以来で、このときは他車のオイルに乗って転倒し、レース開始早々にリタイアとなっている。ヘイデンは、「13年前のレースの続きを戦いに来たんだ。そして、まだ手にしていない鈴鹿8耐のトロフィーをコレクションに加えたいんだ」と語っている。
そのヘイデンは、予選1回目で2分08秒479を記録。同チームの高橋巧によれば「マシンは確実に良くなっているし、3人のライダーのタイム差もなくなってきた」と手応えを掴んだ様子。MuSASHi RT HARC-PRO.は昨年、3連覇を逃しているだけに、タイトル奪回に意気込む。
なお、このピットウォークは、土曜日そして日曜日にも開催予定だ。
ニッキー・ヘイデン