「ビッグブラザーだった時の方が楽しかった」

4月9日、レイカーズ球団社長のマジック・ジョンソンが、辞任を発表した。

2018-19シーズン最終戦のトレイルブレイザーズ戦前に急遽会見を行ったマジックは、辞任を発表。オーナーのジーニー・バス、GMのロブ・ペリンカにも知らせずに発表したことを、本人が明かした。

マジックは、妹のように接しているバスについて「彼女に面と向かって伝えることはできない。彼女に伝えることは、私にとって耐えられない」とコメントした。マジックは、球団社長という立場により行動に制限が生まれることに苦しんだとも主張。引退するドウェイン・ウェイドを称えるメッセージを自由にTwitterに書き込むこともできず、数カ月前にはセブンティシクサーズのベン・シモンズから、球団を通じてオフに指導してもらえるか問い合わせがあっても、レイカーズの球団社長という立場上、自分の意思だけでは決められないこともあった。

マジックは、「みんなにとってバスケットボール界のビッグブラザーだった時の方が楽しかった」と語った。

最終戦が終わる前の発表に周囲は驚きを隠さなかったが、レブロン・ジェームズが加わって1年目にプレーオフ進出という結果を残せず、彼なりの形で責任を取ったのだろう。

マジックは自由の身になったが、レイカーズは彼の後任を急ぎ選定し、6月のドラフト、7月のフリーエージェント選手獲得に向けた準備を進めなければならなくなった。また、指揮官ルーク・ウォルトンの進退問題など、結論を出すべきことも少なくない。

今後も、レイカーズの周辺は騒がしくなりそうだ。