国内初の4階級制覇を目指す八重樫東(36=大橋)が世界前哨戦を圧勝した。  4月8日に後楽園ホールで行われた、サハパップ・プノップ(23=タイ)とのスーパーフライ級10回戦。36歳のベテランにとっては2019年の初陣、昨年8月以来の試合だ…

 国内初の4階級制覇を目指す八重樫東(36=大橋)が世界前哨戦を圧勝した。

 

 4月8日に後楽園ホールで行われた、サハパップ・プノップ(23=タイ)とのスーパーフライ級10回戦。

36歳のベテランにとっては2019年の初陣、昨年8月以来の試合だ。平成最後の一戦は1ラウンドからボディで猛攻、2ラウンドには右ストレート、右アッパー、左アッパーで3度のダウンを奪い、2回2分25秒TKO勝ちを決めた。

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「やりたいことがたくさんあったんですけど、ボクシング人生を続けられるのはうれしいです」「4階級制覇は目標に掲げているので必ずやりたいと思っている。色々あるけれど、しかるべき日に備えたい。4階級制覇、したいですね」と、顔の腫れのないきれいな笑顔でファンに向けて語った。

 昨年8月に行われた前WBOアジア・パシフィック スーパーフライ級王者向井寛史との試合後には中2日で練習を再開し、「僕には時間がない。他の若い子より時間がない。体が動くのであれば、ダラダラしているわけにいかない」と、悲壮な覚悟でトレーニングに臨んできた古豪。ボクシング人生を賭け、4階級制覇というターゲットを狙う。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]