「あらゆる部分でインパクトを残そうと思ってプレー」

サンダーのラッセル・ウェストブルックが、前人未到3シーズン連続の『アベレージ・トリプル・ダブル』という偉業を成し遂げた。

偉業達成まであと3アシストの状態で迎えたホームでのピストンズ戦、ウェストブルックは第1クォーター序盤にノルマをクリアし、年間での得点、リバウンド、アシストのアベレージが二桁に到達。2016-17シーズンから続く『平均トリプル・ダブル』という異次元のパフォーマンスを、今シーズンはレギュラーシーズン3試合を残して達成した。

試合後ウェストブルックは「あらゆる部分でインパクトを残そうと思ってプレーしているだけ。自分がやっていることは変わらない」と、淡々と答えた。

ウェストブルックが3年前に達成するまで、NBA史上『アベレージ・トリプル・ダブル』を成し遂げた選手は、1961-62シーズンのオスカー・ロバートソンしかいなかった。現代のNBAでは『不世出』とも言われた大記録を、彼は3シーズン連続で達成している。ここ3年間のスタッツを振り返ると、ウェストブルックのプレースタイルにも変化が見て取れる。

シーズンMVPを受賞した2016-17シーズンは31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストだったのに対し、翌2017-18シーズンは25.4得点、10.1リバウンド、10.3アシスト、そして2018-19シーズンは22.9得点、11.1リバウンド、10.6アシストと、ポール・ジョージという相棒を得た昨シーズンから得点は減少しつつ、アシストはわずかだが増加傾向にある。

ピストンズに123-110で勝利したサンダーは、西カンファレンス7位をキープ。この順位のままレギュラーシーズンを終えれば、2位のナゲッツとファーストラウンドで対戦する。3年ぶりのファーストラウンド突破を実現するには、多岐にわたってインパクトを残せるウェストブルックの力が欠かせない。