1年間、主将としてチームを引っ張り続けたMF・中田(文4)。10年間のホッケー人生に幕を下ろした背番号4が、自身のラストイヤーを振り返る――。


プレー中はいつも笑顔。どんな時でもチームを盛り上げる、ムードメーカーな一面も

「こんなに良いチームになるなんて」
 主将として臨んだ1年間は、一言でいうと「波乱万丈」だった。過去5年で最も低い5位に唇をかんだ春季リーグ、3季ぶりの2部優勝や自身初のMVPと、何度もうれし涙を流した秋季リーグ。「秋季が始まって、チームが漫画みたいにどんどん勝って。こんなに自分、運が良くていいのかなって思ったぐらい(笑)。みんながついてきてくれるのが本当にうれしくて…。最高のチームだったなって思ってます」。やりきったような晴れやかな表情で語った言葉に、決して嘘はない。

カギは“夏でのチーム改革”
夏のオフでは、後輩とのコミュニケーションを円滑にするため抜本的にチームを改革した。具体的には、夏の合宿の回数を増やし、新しく縦割り班を設けた。さらに、プライベートでも後輩を積極的にご飯に誘い、ホッケーの話に耳を傾けた。「それまではあまりコミュニケーションが取れていなくて、(後輩から)なんでもっとコミュニケーションを取ってくれないんだって(言われて)。後輩の意見をチームに還元していくうちに、自分が「このチームで優勝したい」っていう思いが春先とは全然違ってきていたんです」。主将のオフでの取り組みが、チームをチームたらしめたといっていい。

ホッケーに「恋」


中田にとってホッケーとは「恋」

最後の公式戦で、記者から「中田さんにとってホッケーとは」と尋ねられた。15分ほど考えて、出した答えは「恋」。中学校から10年間、がむしゃらにホッケー人生を歩んできた。少しだけユーモアが混じった「恋」の字も、なんとも中田光星らしい。※()内は旧学年 (4月5日・桒原由佳)