サッカー界では移籍金の額が高騰を続けている。ユベントスはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得するため、ナポリに9000万ユーロ(約104億円)を支払う。一方でユベントスはポール・ポグバをマンチェスター・ユナイテッドに売却することで…

サッカー界では移籍金の額が高騰を続けている。ユベントスはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得するため、ナポリに9000万ユーロ(約104億円)を支払う。

一方でユベントスはポール・ポグバをマンチェスター・ユナイテッドに売却することで、1億ユーロ(約116億円)の移籍金を手にすると言われる。天井知らずのマネーゲーム化する現状に対し、チェルシーのアントニオ・コンテ監督は好ましくないと持論を述べた。

「1億や1億2000万円や9500万といった数字が話題になっているのは非常に難しい状況だ。信じられないような金額だよ。金は大事だがすべてではない。金を使うために使うのではなく、適切な選手を手に入れるべきだ。これが正しい状況だとは思わない。獲得した選手を我々のサッカー哲学に適応させることこそが正しい状況だ」

こうした状況はいずれ終わるともコンテ監督。移籍金の額が高騰を続ければ、「いずれどのチームも選手を買うのが非常に難しくなる」との見通しを示した。

サッカーアルゼンチン代表のゴンサロ・イグアイン 参考画像(2016年6月18日)(c) Getty Images

サッカーアルゼンチン代表のゴンサロ・イグアイン 参考画像(2016年6月18日)(c) Getty Images

サッカーフランス代表のポール・ポグバ 参考画像(2016年7月7日)(c) Getty Images

サッカーフランス代表のポール・ポグバ 参考画像(2016年7月7日)(c) Getty Images