「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)男子シングルスでキャリア通算101個目のタイトルを獲得したロジャー・フェデラー(スイス)。優勝後の記者会見で、男子ダブルスで優勝を果たしたブライアン兄弟の弟、…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)男子シングルスでキャリア通算101個目のタイトルを獲得したロジャー・フェデラー(スイス)。優勝後の記者会見で、男子ダブルスで優勝を果たしたブライアン兄弟の弟、ボブ・ブライアン(アメリカ)について語った。

弟ボブは臀部の故障のためツアーを離脱、手術を受け2019年1月に復帰した。約8ヶ月ぶりにペアを組んだブライアン兄弟は2月の「ATP250 デルレイビーチ」でペア復帰後初優勝、そして「ATP1000 マイアミ」でペアとして118個目となるタイトルを獲得した。

大会公式サイトによると、フェデラーは「知っての通り、たとえダブルスがシングルスほど身体的でないとしても、ボブがやっていることは間違いなく多くの選手に刺激を与えていると思う」「彼はただちょっとプレーしているのではない、勝利している。そして見ていて素晴らしい。僕も本当に嬉しいよ」と復活を果たしたボブの健闘を称えた。

また、1月の「全豪オープン」後にボブと同様の臀部の手術を受けた、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)にも触れ「彼らの復活は素晴らしい。きっとボブは、マレーの復帰に大きなインスピレーションを与えるよ。アンディが戻ってくる道を見つける助けになればと思う」と話した。

なお、マレーは自身のInstagramアカウントのストーリーズに、壁打ち練習する様子を投稿。「スタートだ(泣き笑いの絵文字)」とコメントを添えている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)