ウェイド「リスペクトを示してもらえて感謝している」

今シーズン終了後に現役を引退するヒートのドウェイン・ウェイドに、セルティックスが記念品を進呈した。

4月1日にTDガーデンで行われた試合の前、セルティックス球団社長のダニー・エインジは、会場の廊下にメディアを集めてウェイドのキャリアをこう称えた。「素晴らしいキャリアを築き、私たちに素晴らしい影響を与えてくれたことに感謝している。たくさんの恩恵を受けた。過去に我々と最高の戦いを繰り広げたこともあった」

そして2008年のホームアリーナのフロアに使用された寄木細工の一部と、過去の対戦での写真を額に収めたものをプレゼントした。

ヒートが105-110で敗れた試合後、ウェイドはセルティックスへの感謝を言葉にした。「試合前にも話したけど、セルティックスとは数々のバトルを繰り広げた。選手としての自分に対するリスペクトの気持ちを示してもらえて感謝している。記念の額はボストンの歴史を代表するものだからうれしいよ。こういうことをしてもらえるなんて思ってもいなかった」

セルティックスが寄木細工のフロアの一部をプレゼントしたのは、ウェイドが初めてではない。過去にはバスケットボール殿堂入り選手であるジュリアス・アービングとカリーム・アブドゥル・ジャバー、そして最近では、コービー・ブライアントも、現役最後となった敵地でのセルティックス戦でコートの一部を贈られている。

エインジは、2011年のカンファレンス・セミファイナルでラジョン・ロンドの左肘脱臼に繋がったウェイドとの接触プレーを持ち出し、「ロンドの肘を壊した件に関しても、君を許そう」とブラックジョークを忘れなかったが、これまでライバルとしてしのぎを削りあった相手であっても、最後はリスペクトの念を示す姿勢は、流石の一言に尽きる。