1月の「全豪オープン」後に臀部の再手術を受けた、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。TENNIS.comのtwitterアカウントによると、その彼がテニスコートに戻ったようだ。以前、20…

1月の「全豪オープン」後に臀部の再手術を受けた、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。TENNIS.comのtwitterアカウントによると、その彼がテニスコートに戻ったようだ。

以前、2018年1月にも右臀部の手術を受けていたマレー。しかしその後も痛みはひかなかったようで、今シーズンの「全豪オープン」本戦前の記者会見において長期間苦しんできた事を涙ながらに明かした。

全豪1回戦ではその時できる全てを出し切り、気迫のプレーを見せたものの惜しくも敗退。その後再び手術に踏み切っていた。

手術後、もはや痛みを感じることはなくなったようだが、彼の去就に注目が集まっているなかTENNIS.comのtwitterアカウントには「アンディ・マレーが再びコートでボールを打っている」とあり、マレーがコート内で笑顔でいる写真が投稿されている。

現在開催中の「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)では男子ダブルスで、マレーと同様の手術を受け復活を果たしたボブ・ブライアン(アメリカ)が、兄マイク・ブライアン(アメリカ)とともに優勝を果たした。

もちろん、AP通信によるとマレーの母ジュディも「ダブルスとシングルスでは物理的に大きな差がある。今のところは、様子を見守らなければならない」というコメントをしている。

それでも「再びプレーするチャンスを得るためにできることがあれば、アンディはそのすべてを実行するでしょう」と希望を語った。

そしてマレー自身も、Tennis TVのtwitterによれば「確かにプレーを続けたい。もし可能なら、私は再び競争したい」とツアーへの復帰意欲を示していた。道のりは決して簡単なものではないだろうが、ファンとしてはマレーが戻ってきてくれることを期待せずにはいられないだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのマレー

(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency/Getty Images)