ボッシュの式典には試合のため参加できなかったレブロン

2018-19シーズンを最後に現役を引退するヒートのドウェイン・ウェイド。3月も終わり、彼の雄姿が見られるのもあとわずかになった。いよいよ引退に向けたカウントダウンがスタートする中、ウェイドにとってのレギュラーシーズン最終戦に、『盟友』レブロン・ジェームズが来場する可能性が浮上している。

ヒートの最終戦は、4月10日に敵地で行われるネッツ戦で、レブロンが所属するレイカーズの最終戦は9日にホームで行われるトレイルブレイザーズ戦。レイカーズは、残り試合でレブロンをプレーさせず、休養を与えることを発表したばかりで、ブレイザーズ戦後にブルックリンに向かうことは難しい話ではない。

今週ヒートがクリス・ボッシュの永久欠番式典を執り行った際、レブロンは同日にチームの試合があったため不参加だったが、出席を希望していた旨を明かした。当然、予定に問題がなければ、親友ウェイドのラストゲームに立ち会いたいという気持ちを持っているに違いない。

ヒートは現在カンファレンス8位で、もしプレーオフ進出を決めれば、レギュラーシーズン終了後も最低4試合でウェイドのプレーが見られる。しかし、4月10日のネッツ戦は、敵地であってもウェイドにとって感傷的なものになるはず。

やはり、ウェイドの『ラストダンス』を締めくくるには、ともに2003年のドラフトで指名され、NBA選手になる夢を叶えたレブロンという存在が欠かせないのではないだろうか。