「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦。7-5、6-1のストレートでプリ…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦。7-5、6-1のストレートでプリスコバが勝利し、自身初の同大会決勝進出を果たした。試合時間は1時間14分。

一方の敗れたハレプは、勝利すれば同大会初の決勝進出を果たすと同時に、4月1日付けの最新世界ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)を抜き世界1位に返り咲くことが決まっていた。

試合は第1セット、第5ゲームで先にブレークを許したプリスコバだが直後の第6ゲームでブレークバックに成功する。その後、雨が降り出し試合は一時中断。再開後にプリスコバは2度のブレークを奪いセットを先取した。

第2セットも、プリスコバの勢いは止まらない。序盤から5ゲーム連取で一気にリードを広げた。

ここでまたも雨による影響で試合が中断となったが、再開後もプリスコバは調子を落とさずにそのまま勝利を決めた。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、試合後にプリスコバは「素晴らしい第2セットだったと思う」と話した。

「もちろん、(ハレプは)もう少しいいプレーができたかもしれないと思う。きっと彼女は第1セットをものにできなくてイライラしていたんだと思う。私はブレークの後にいくつかいいショットを打った。自分のレベルに満足している」

勝利したプリスコバは決勝で、第12シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「マイアミ・オープン」でのプリスコバ

(Photo by TPN/Getty Images)