「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦。5-7、1-6のストレートでハレ…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準決勝で第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦。5-7、1-6のストレートでハレプが敗れ、自身初の同大会決勝進出はならなかった。試合時間は1時間14分。

この結果、4月1日付けの最新世界ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)が世界1位をキープすることが決定した。

大坂は2018年の「全米オープン」で優勝を飾ると、今シーズンの「全豪オープン」でグランドスラム2大会連続でタイトルを獲得。1月28日付けの世界ランキングで日本人で初めてシングルス1位に輝いた。

しかし、直近の3月「BNPパリバ・オープン」では、世界20位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)にストレートで敗れ4回戦敗退。開催中の「マイアミ・オープン」では世界27位のシェイ・スーウェイ(台湾)に対し、一時サービング・フォー・ザ・マッチの30-0までいったものの、そこからまさかの逆転負けを喫し、3回戦敗退となった。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂はスーウェイとの試合後「全ての試合に勝ちたいです」と話した。

その一方で「負けたという事実を乗り越えれば、私は実際かなり良いプレーをしたと思います」と前を向くことも忘れなかった。

「たくさんの良いラリーをしたと思います。もちろん、早めにウィナーを打とうとしたショットもいくつかありましたが、私は時々そうします。ネガティブなことは何もありません」

一方、今回世界1位返り咲きはならなかったハレプ。以前には、2018年2月から大坂が2019年1月28日に世界1位になるまで女王の座を48週連続で守っていた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)