「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。6-0、6-4でフェデ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。6-0、6-4でフェデラーが勝利し、準決勝進出を果たした。

勝利したフェデラーは準決勝で第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは第28シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を破っての勝ち上がり。

第2セットはアンダーソンのサービスゲームから。第1セットを6-0で先取したフェデラーが第1ゲームでまたもブレークチャンスを迎える。アンダーソンも粘るが、5度のデュースの末にブレークに成功し、このセットもフェデラーが先行する形となった。

第1セットからアンフォーストエラーが非常に多いアンダーソンに対し、正確なショットを連発するフェデラーが第2ゲームを盤石のプレーでキープして第1セットから通じて8ゲームを連取。しかし第3ゲームは徐々に調子を上げてきたアンダーソンにキープされ、ゲームカウントは2-1となった。

そしてお互いにサービスゲームをキープし合って迎えた第6ゲームでついにアンダーソンに15-40とブレークポイントを握られたフェデラーは、このピンチをしのぐことができずにブレークバックを喫してしまう。

第9ゲームで再びブレークのチャンスをつかんだフェデラー。アンダーソンも粘るが、8度のデュース、6本目のブレークポイントを決めたフェデラーがブレークに成功し、土壇場で1ブレークアップとした。

続く第10ゲームがフェデラーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。アンダーソンも粘って次へ繋げようとするが、フェデラーがそれを寄せ付けずにこのゲームを取り、第2セットを6-4で連取して勝利を決めた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)