「来シーズンも自分が指揮を執るものと思っている」

2018-19シーズンのプレーオフ進出を逃したレイカーズは、このオフに大型補強を実行すると見られている。その前の段階では、ヘッドコーチのルーク・ウォルトンを解任するという噂も頻繁に聞かれるようになった。

現時点での後任候補には、元キャバリアーズ指揮官のタロン・ルー、元バックス指揮官のジェイソン・キッド、元ウォリアーズ指揮官のマーク・ジャクソンらが挙げられているが、ウォルトンは噂段階の話など意に介していない。彼は『The Athletic』に「来シーズンも自分が指揮を執るものと思っている」と語った。

「(噂は)単なる外部の騒音。球団内部の人間が自分に何かを伝えてこない限りはね。内部の人間から何かを伝えられない限り、今シーズンを通じて対処してきたことと同じように対応するだけ。噂の類について心配している暇なんてない。私には、チームをレベルアップさせること、自分の仕事をこなすという、もっと大事なことがあるんだからね」

『The Athletic』によれば、後任候補に浮上しているルーは、先日ウォルトンに連絡を入れ、レイカーズから何の接触もないことを伝えたという。また、もしレイカーズから何らかの連絡があったとしても、きちんとウォルトンに話すと伝えたとも報じられた。

今シーズンのレイカーズは、レブロン・ジェームズの加入で開幕前から大きな期待を寄せられたが、レブロンを含めた主力に負傷者が続出し、シーズン中盤から失速した。早々にプレーオフ争いから脱落し、レブロンが加入した1年目のシーズンは失敗に終わったと言わざるを得ない。

レイカーズが来シーズンもウォルトンに舵取りを任せるかどうか、シーズン終了後の球団の決断に注目したい。