「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス準々決勝で予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第11シ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス準々決勝で予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第11シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦。7-6(3)、6-2でオジェ アリアシムが勝利し、自身初のマスターズ1000ベスト4進出を決めた。試合時間は1時間48分。

今回が初対戦だった両者。相手チョリッチは2018年「ATP1000 インディアンウェルズ」でベスト4、「ATP1000 上海」では準優勝の結果を残している若手注目株だが、オジェ アリアシムが会心の試合内容で見事勝利を収めた。

18歳のオジェ アリアシムと22歳チョリッチは、立ち上がりから激しく火花を散らしていた。

第1セットは、それぞれ1回ずつブレークをし、そこからどちらが先にリードするかという激しい攻防となった。

お互いに簡単にはキープさせないギリギリのサービスゲームが続いたのち、タイブレークで第1セットを先取したのはオジェ アリアシム。

すると第2セット。第1ゲームでオジェ アリアシムがいきなりブレークに成功すると、さらに第3ゲームでもブレークを奪い、一気に4ゲームを連取しチョリッチを突き放した。

そのままオジェ アリアシムが、反撃を許さず勝利を収めた。

以前、IMGアカデミーで錦織圭(日本/日清食品)と練習する機会があったというオジェ アリアシム。錦織は「彼については間違いなくトップレベルに入ってくる」と話しているという。その通り、オジェ アリアシムは素晴らしい試合展開を見せた。

勝利したオジェ アリアシムは準決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは、同大会連覇を狙っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのオジェ アリアシム

(Photo by Al Bello/Getty Images)