「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス準々決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が第22シードのロベルト・バウテ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス準々決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が第22シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦。7-6(1)、7-6(5)でイズナーが勝利し、ベスト4進出を決めた。試合時間は1時間45分。

両者は過去に3度対戦しており、イズナーが2勝1敗と勝ち越している。直近の対戦は2016年で、そのときはバウティスタ アグートが勝っていたが、約3年ぶりとなる対戦はイズナーが接戦を制し、同大会連覇に向けてまた一歩前進した。

第1セットの第4ゲームでイズナーがデュースの末にブレークポイントを握るが、バウティスタ アグートにしのがれてしまう。そしてこれが第1セットで両者通じて唯一のブレークポイントとなり、タイブレークへともつれ込んだ。タイブレークになるとイズナーがその強さを見せ、あっという間にポイントを連取して7-6(1)で第1セットを先取した。

第2セットも序盤からお互いにキープする展開が続いた。第9ゲームでイズナーが2本のブレークポイントを握ったが、またもしのがれ、ブレークすることはできなかった。そして第12ゲームでバウティスタ アグートにセットポイントを握られたが、得意のサーブでしのぎ、第2セットもタイブレークに突入した。

タイブレークでは序盤3ポイントをバウティスタ アグートに連取されたが、イズナーもそこから連取してすぐに追いつく。そして最後はバウティスタ アグートのフォアハンドがネットにかかり、7-6(5)でイズナーが連取し、勝利を決めた。

勝利したイズナーはこの後に行われる第11シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)とフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の勝者と準決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのイズナー

(Photo by Al Bello/Getty Images)