すっかり「善太郎」に!ベビーフェイスに転向した堀内恒夫のワザに学べ いよいよ2019年のペナントレースが開幕します。平成…

すっかり「善太郎」に!ベビーフェイスに転向した堀内恒夫のワザに学べ

 いよいよ2019年のペナントレースが開幕します。平成も終わろうとする中、元巨人監督・堀内恒夫さんのブログ「今日もどこかであくたろう」が野球ファンの間でめちゃくちゃ好評です。しかもジャイ子、もといG‐jo(ジージョ)と呼ばれる巨人ファンの若い女性のハートを、鷲掴みにしています。

 古くからの野球ファンは意外に思われることでしょう。堀内さんといえば巨人のV9をエースとして牽引したレジェンドですが、若い頃は門限破りの常習犯として、寮の風呂場の窓から入ったなどの逸話も語り継がれています。ニックネームはズバリ「悪太郎」でした。

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 2004年には巨人の監督に就任し、仁志、清水、ローズ、高橋由、小久保、ペタジーニ、阿部、二岡が並ぶ「史上最強打線」はプロ野球チーム記録の259本塁打をカッ飛ばしますが、3位に終わってしまいます。

 翌2005年はさらに悲惨でした。守護神として獲得したミセリは開幕から全く機能せず、4月19日には早々に解雇される始末。帰国直前の浅草観光における人力車での笑顔はジャイアンツファンの度肝を抜きました。ローズは公の場で首脳陣批判を展開し、清原との確執は週刊誌、夕刊タブロイド紙を賑わせました。5位となり、30年ぶりの最下位こそ免れたものの、球団ワーストとなるシーズン80敗。応援席からのブーイングによって本拠地最終戦のセレモニーが中止される事態に陥るなど、危機的な状況の中で辞任を表明したのです。

 選手としては通算203勝と文句なしの成績を収めながらも、評論家に復帰後は原監督の采配に言及しようものなら「お前が言うな」とファンからの容赦ないツッコミをもらっていました。

 

 しかし…。

 時代は変わるのです。

 ブログに綴られる厳しくもどこか温かい、巨人への愛情あふれる文章は、完全にファンの心を奪いました。中でも特筆すべき点は、ファンからの質問に真摯に応えていることです。中でも捕手・小林への優しい叱咤は、「コバギャル」と呼ばれる女性の小林マニアにとって、心のよりどころになっています。

 一例を挙げます。3月25日の投稿は「オープン戦最後の試合」。ここでもファンから「クック投手のクイックが遅い。走者が出たらフリーパスになるのでは」との質問が寄せられました。堀内さんの回答は明快でした。

 「誠司を使うしかないね。ピッチャーのクイックが遅ければその分、キャッチャーの肩でカバーしなくちゃ」

 FAで新加入した炭谷、打撃が優れる大城とのサバイバル戦の中で、「誠司くんはどうなっちゃうのかしら?」と日々、気が気でない「コバギャル」にとっては、勇気づけられる言葉と言えるでしょう。

 人生は長い。いつでも軌道修正は可能です。特にSNS上では人間みな平等。リツイートも「いいね」も、アカウント1つにつき1票なのです。過去の実績や役職にとらわれることなく、寄り添う姿勢を前面に押し出していけば、必ず相手に伝わるということを「ブロガー・堀内恒夫」からは学ぶことができます。

 監督時代に苦労した分、人間味がさらに増したのかもしれません。ヒールからベビーフェイスへの転向に成功した堀内さんの生き方は、ビジネスパーソンにとってもよき教材と言えそうです。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]