三遠ネオフェニックスvsシーホース三河の「三河ダービー」Game2。Game1で惜敗を喫した三河は、立ち上がりからエナジー全開で主導権を握ったが、最後まで攻守のインテンシティを保った三遠に逆転を許した。千葉戦から続く連敗を止めることができ…

 三遠ネオフェニックスvsシーホース三河の「三河ダービー」Game2。

Game1で惜敗を喫した三河は、立ち上がりからエナジー全開で主導権を握ったが、最後まで攻守のインテンシティを保った三遠に逆転を許した。千葉戦から続く連敗を止めることができなかった。

■ シーホース三河 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント

 

 今日は昨日に比べてチームとしてハードにやってくれたと思います。ただ、良いディフェンスをしていたんですが、最後ポイントガードのところで振り回されてしまって、その差がこの点数差になってしまいました。

相手もディフェンスを頑張り点数がなかなか取れないなかで、もう少しボールを持っているポイントガードに対してコンテインしないと、26点も三遠さんの二人に取られている状況だとゲームにならないです。そこが今日の一番ダメだったところです。

あとはリバウンドに関しても必死に頑張っていたし、#3ミークスも非常にアグレッシブにやってくれていました。点数を取れないのはしょうがないですが、点数を取らせないようにもっとやらなければこのような結果になってしまいます。昨日と比べてハードにやったと思いますが、そこのところが一番ダメだったところだと思います。

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1Q 三遠14–21 三河

ミークス 8得点5アシストで躍動

スターティング5は、#3ミークス、#5バッツ、#11熊谷、#14金丸、#30岡田。

前日の雪辱に燃える三河は、#30岡田がスティールから速攻を繰り出し、そのリバウンドを#3ミークスが沈めて先制すると、#5バッツがワンハンドダンクを叩き込むなど序盤から攻守にアグレッシブなバスケットを展開。一方の三遠も#45マクドナルド、#22シモンズを中心に応戦し、両チームのインサイド陣が得点を取り合う一進一退の攻防が続く。
#11熊谷の3Pシュートや#30岡田のファストブレイクなどで加点し14-15で迎えた残り2分から、#3ミークスのアタック、#14金丸のリバウンド、#3ミークスがミドルシュートでたたみ掛け、リードを一気に7点に広げる。

2Q 三遠34–35 三河 (三遠20–14 三河)

速攻から逆転されるが、終盤に森川の3Pシュートで再逆転

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#9森川、#11熊谷、#30岡田。

三遠に何度もワンポゼッション差に迫られるが、その度に#5バッツがパワープレーで突き放して主導権を譲らない。
オフィシャルタイムアウト明け、三遠#4寺園の3Pシュートで2点差に迫られると、ここを勝負どころと見た三遠にファストブレイクを連発されて34-32と逆転を許す。
それでも残り2分間を高い集中力で完封し、インサイドアウトから#9森川が3Pシュートを沈め、リードを奪い返して前半を終えた。

3Q 三遠57–51 三河 (三遠23–16 三河)

11-0のランを浴びるも、金丸、インサイド陣が食らいつく

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#11熊谷、#14金丸、#30岡田。

後半は#14金丸の3Pシュート、#11熊谷のドライブから#5バッツがバスケットカウントを成功させ、リードを7点に広げて幸先良くスタート。
しかしタイムアウトを使ってディフェンスの強度を上げた三遠にオフェンスが停滞すると、三遠に3Pシュートやファストブレイクでスコアされ、開始4分に44-43と逆転を許す。
その後もミスが重なり三遠の流れを止められず、7点のビハインドを背負うが、#14金丸が密着マークを受けながらもミドルシュートをねじ込み、#30岡田がファウルを受けながらドライブで得点して食らいつく。#3ミークス、#5バッツもリング下で粘り、6点を追って最後の10分を迎えた。

4Q 三遠80–66 三河 (三遠23–15 三河)

岡田が奮起もスコアが伸びず、「三河ダービー」2連敗

スタートは、#3ミークス、#4狩俣、#5バッツ、#14金丸、#30岡田。

開始3分に三遠#4寺園の得点でリードを二桁に広げられるが、#14金丸がミドルジャンパー、#30岡田の3Pシュート、ドライブの連続得点で追走して5点差に迫る。
しかしその後は三遠のハードなディフェンスに得点を封じられ、残り1分半14点差に離される苦しい状況に。アウェーに駆けつけた多くのファン・ブースターの青援を受け、#30岡田が最後までゴールを狙い続けるが得点を伸ばせず。最終スコア 三遠80–66 三河で敗戦。アウェーで4連敗を喫した。