37歳のロジャー・フェデラー(スイス)は現在、ミルカさんとの間に2組の双子をもうけており、子供たちはテニスをすることもあるという。ただ、フェデラー自身によれば、その子供たちがプロ選手になるのは想像しにくいようだ。Tennis Worldが伝…

37歳のロジャー・フェデラー(スイス)は現在、ミルカさんとの間に2組の双子をもうけており、子供たちはテニスをすることもあるという。ただ、フェデラー自身によれば、その子供たちがプロ選手になるのは想像しにくいようだ。Tennis Worldが伝えた。

フェデラーは現在、生きる伝説とも呼ばれる世界5位。今年は「ATP500 ドバイ」でタイトルを獲得しており、年齢を重ねてもなお世界トップレベルで活躍する姿を見せている。

中には、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)の息子のレオのように、現役時代に偉大な実績を残したプレーヤーの2世が、テニスのプロ選手を目指す例もある。他方で、フェデラーは、自身の子供たちにはそうした人生を歩んで欲しいとは考えていない様子だ。

フェデラーは「子供たちにもテニスをさせなくてはという気持ちは全くない。休日にでも友達とテニスを楽しんでくれればそれだけで嬉しい」と話し、楽しんでくれれば十分としている。

また「あまり想像できないが、万が一子供たちがプロになろうと決めたら、サポートはするよ。ただ今はいろいろなスポーツを試して欲しいと思っている。真剣にやっていくと決めたスポーツが見つかれば、長く続けてもらいたいね」とフェデラー。子供たちにとって一生懸命に取り組める種目を見つけることが大切なようだ。

他方で、ツアーに顔を見せる選手の中には、親子でテニスに関わる選手もいる。男子では若手注目選手の一人であるデニス・シャポバロフ(カナダ)がテニスコーチの母親を持つ一方で、元世界女王のマルチナ・ヒンギス(スイス)も同様に母親のコーチを受けて、豊富な実績を残した。

フェデラーの2組の双子らがテニスとどう向き合うかも、関心を集めそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)