「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で予選勝者で世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界54位…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で予選勝者で世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界54位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦。7-6(5)、6-4でオジェ アリアシムが勝利し、4回戦進出を果たした。試合時間は1時間42分。

18歳オジェ アリアシムは、2月の「ATP500 リオデジャネイロ」で準優勝。直近の「ATP1000 インディアンウェルズ」では成長著しい世界10位ステファノス・チチパス(ギリシャ)にストレート快勝し、今後が非常に楽しみな選手だ。

この試合、オジェ アリアシムは、第1セットで3度ブレークポイントを握られるも全てしのぐ。両者譲らず突入したタイブレークではオジェ アリアシムが接戦を制しセットを先取した。

第2セットでも、両者キープが続いたが、セット終盤でオジェ アリアシムが両者通じて初のブレークに成功し勝利を決めた。

ATP(男子プロテニス協会)によると、試合後にオジェ アリアシムは「ホルカシュはとてもいいプレーをしていました」「お互いにとって素晴らしい試合でした。最後の最後まではブレークがありませんでしたから。彼のいいプレーがいっぱいあって、彼を多いにリスペクトしています」と対戦相手を称えた。

続けて「ブエノスアイレス(2月の「ATP250 ブエノスアイレス」)までは、今年あまり勝てていなかったことを心配していました。でもリオ以降は、自分のゲームを信じコート上で直感的でいることで上手くいってます」と話した。

「僕は自分のテニスとゲームに集中しなければなりません。勝つ方法を見つけるために」

一方の敗れたホルカシュは、今大会2回戦ではドミニク・ティーム(オーストリア)を破る金星を挙げていたが、オジェ アリアシムに一歩及ばず4回戦進出はならなかった。

勝利したオジェ アリアシムは、4回戦で第17シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのオジェ アリアシム

(Photo by TPN/Getty Images)