新チームで好発進を見せた。今シーズン初の公式戦となった東京都トーナメント学生系の部準決勝。今シーズン関東大学1部リーグへ昇格した中大と対戦した。序盤から攻め込み前半31分に先制。そのまま逃げ切り初陣で勝利を収めた。

 

 新布陣がかみ合った。新体制となって初の公式戦となった中大戦。昨シーズンの4年生DF陣が抜け、4―4―2から一変。3―5―2という布陣で挑み「それぞれの良いところが出て、成果を出せた」(栗田大輔監督)と前半から盤石な試合運びを見せた。そして前半31分に「佐藤凌を信じた」(小柏)とサイドから素早く駆け上がった小柏が裏に抜け、佐藤凌へパス。右足から放たれたシュートはゴールネットを揺らした。1点勝ち越しで迎えた後半は押し込められる場面を見せたが「3―5―2の守備がしっかりと機能した」(栗田大輔監督)。中盤の両サイドが守備に加わり、より分厚いディフェンスでピンチをしのぎ1―0で試合終了。新チームで完封勝利を飾った。

 5年ぶりの天皇杯への出場権を勝ち取りたい。次戦は昨シーズンに同大会で0―2の完封負けを喫した駒大との一戦。「今シーズン掲げている『挑越』のためにも昨シーズンを超え、次戦は勝って学生系を突破したい」(瀬古)。必ず勝利し、リベンジを果たす。

[佐々木崚太]

試合後のコメント

栗田監督

――今試合を振り返っていかがですか。

 「中大もこのゲームに懸けていてすごく準備をしていただろうし、昨作シーズンも天皇杯予選の一発目で当たっていて、すごい気持ちで挑んでくるのは分かっていました。堅いゲームになるのは分かっていましたし、1点差のゲームになることは予測していたので、予想通りの結果でした」

瀬古

――勝因をお願いします。

 「応援、スタッフなど明大に関係しているスタッフ全てを含めた勝利だったと思っていて、シーズンを占う公式戦一発目で全員気持ちも入っていましたし、集中が切れなかったことが要因だと思います」

小柏

 ――昨シーズンも同大会で1―0で勝ちましたがそれについていかがでしょうか。

「同じ場所で同じ相手で同じスコアだったのですが今年は自分の記憶だと、今シーズンの方がいい形で勝てたと思います。まだ課題もいっぱいありますし、いいところはしっかり伸ばして、課題はしっかり修正したいです。昨シーズンは同じ場所で駒大に負けていますし、勝って天皇杯でJ1を倒すという目標があるので、次もいい準備をして勝ちたいと思います」

佐藤凌

 ――次戦へ向けて意気込みをお願いします。

 「天皇杯が懸かっていて絶対に負けられないので、次の試合もどんな形であれ点を取って無失点で抑えて勝ちたいと思います」