スウェーデン・バスタッドで開催されている「エリクソン・オープン」(WTAインターナショナル/7月18~24日/賞金総額25万ドル/クレーコート)の準決勝で、20歳のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)がディフェンディング・チャンピオンで第8…

 スウェーデン・バスタッドで開催されている「エリクソン・オープン」(WTAインターナショナル/7月18~24日/賞金総額25万ドル/クレーコート)の準決勝で、20歳のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)がディフェンディング・チャンピオンで第8シードのヨハンナ・ラーション(スウェーデン)を7-5 6-1で下して決勝進出を決めた。

 WTA初タイトルを狙う世界92位のシニアコバは予選を勝ち上がっての本戦出場。ラーションに対しては、握られた14回のブレークポイントうち11回をしのいで勝ち上がった。  「私はすごく感情的な選手なの。ときにはそれが利得となり、ときにはそれが妨害となる」とシニアコバ。「今日はすべてがうまくいったわ。決勝はタイトルを目指して激しく戦うつもり」。  決勝でシニアコバは、第6シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)と戦う。シグムンドも優勝すればWTA初タイトルとなる。

 シグムンドは準決勝で同国のユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦したが、ゲルゲスが第3セットの途中で腰の故障を理由に棄権した。ゲルゲスが棄権を決めたとき、シグムンドは4-6 6-3 4-0でリードしていた。(C)AP