スイス・グスタードで開催された「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/7月18~24日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)の決勝で、第1シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)がロビン・ハッサ(オランダ)を6-4 7…

 スイス・グスタードで開催された「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/7月18~24日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)の決勝で、第1シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)がロビン・ハッサ(オランダ)を6-4 7-5で下し、キャリア初のクレーコート・タイトルを獲得した。

 これは34歳のロペスにとって通算5つ目のタイトルで、グラスコートでの2つとハードコートでの2つに続くものだった。

 ロペスは決勝でリシャール・ガスケ(フランス)に敗れた10年後、ここスイス・アルプスへの7度目の旅で、ついにトロフィーを掲げた。  「信じられないよ。僕はこのタイトルを10年間待ち続けていた」とロペス。「2006年以来の、長い待ち時間だったね。でも待った甲斐はあった。この大会は伝統がある、すごく特別な大会だ。過去に多くのスペイン選手たちがここで優勝してきた、とてもユニークな場所なんだ」。  ロペスは世界21位の選手としてこの大会に乗り込んだが、月曜日に更新される最新ランキングでは20位になる予定だ。  世界95位のハッサは第1セットで1度、第2セットで2度、ロペスにサービスをブレークされたが、ロペスも第2セットでは多少の苦労の末、80分弱で勝利をつかんだ。

 「第1セットはよかったと思う。アグレッシブにプレーしていたし、サービスもよかった」とロペス。「第2セットでは2つの愚かなミスをしてブレークされてしまったが、でもブレークバックできた。全体的に見て、いいプレーができたと思う」。(C)AP(テニスマガジン)