「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)に出場している、女子世界3位シモナ・ハレプ(ルーマニア)。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、新たなコーチにダニエル・ドブレ氏を迎え入れた。ハレプは2018…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)に出場している、女子世界3位シモナ・ハレプ(ルーマニア)。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、新たなコーチにダニエル・ドブレ氏を迎え入れた。

ハレプは2018年11月に前任のコーチ、ダレン・ケーヒル(オーストラリア)と関係を解消。ケーヒルが家族との時間を確保するためにチームを離れた。そして2019年2月、ダビド・ゴファン(ベルギー)の元コーチでもあるファン クリーンプトをヘッドコーチとして迎えたものの、わずか1週間で関係解消となっていた。

「マイアミ・オープン」のインタビューでハレプは、新コーチのドブレ氏について「今ルーマニア人のコーチについています。彼には以前コーチをしてもらっていたことがあります。ダレンについていた時にも」「彼はダニエル・ドブレです。ダレンにつく前にも一緒にやっていたことがあり、私のことをとてもよく分かってくれています。今回またコーチをお願いして良かったと思っています」と話した。

「彼のことを信頼しているし、以前も一緒にうまくやっていました」「一番大切なのは、彼と一緒にいると気分が良いことです。良い関係性ができているため、物事がスムーズにいきます」

また、選手とコーチとの間に重要と考えるものを次のように話した。

「ダレンから丸3年アドバイスを受けたことは、最高でした。コーチが自分を信頼してくれているという事実こそ、選手が自由にプレーしコートで自信を持つために大切なことです」

「誰でも最高の技術をもったコーチを望みますが、テニスを20年もやっていると、技術や戦術はそう変えられるものではありません。私にとって最も大切なのは、コーチとの良い関係です」

現在「マイアミ・オープン」で、ハレプはドブレコーチとの初陣を勝利。次の3回戦で世界93位のポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)と対戦予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「マイアミ・オープン」でのハレプ

(Photo by Michael Reaves/Getty Images)