昨秋、北東北大学野球1部リーグでリーグ史上初の10季連続優勝を果たした富士大との一戦。両校ともに守備で拮抗(きっこう)し、1―1の引き分けに終わった。


 投球術が光った。先発で登板した伊勢大夢投手(営3=九州学院)は9回を被安打2に抑え、1失点で完投してみせた。昨日からの寒暖差。さらには降り続ける小雨と条件の悪い中で最速148キロの直球と豊富な変化球を織り交ぜ、相手打線を黙らせた。好投を見せた伊勢は1カ月後に控えるリーグ戦の第2先発の座を確実にするため、アピールを続けている。

 一方、野手陣は伊勢の援護とはならず。6回裏。2死一、三塁の好機に藤江康太選手(国日2=千葉黎明)が代打で出場。昨年度のリーグ戦では春秋を通して主に代打でチャンスをもらうも結果が出ず。そんな藤江が初球を捉えると、打球はそのままセンター前へ。先制適時打となりチームに貢献した。
徐々に調子を上げている打線と即戦力の多い投手陣。投打がかみ合えば、40回目の優勝は確実に見えてくる。

[荒川千那]