3月23日、平成最後の第91回選抜高校野球大会が開幕した。初日から熱い勝負が繰り広げられたが、甲子園を盛り上げているのは…

3月23日、平成最後の第91回選抜高校野球大会が開幕した。初日から熱い勝負が繰り広げられたが、甲子園を盛り上げているのは決して高校球児たちだけではない。

弊社ライターが着目した、選手以外の“主役たち”に焦点を当てていく。

 

今回お届けするのは、球児たちのプレーを後押しする「応援」。時に選手を鼓舞し、時に球場全体の雰囲気を飲み込む。戦っているのは選手だけではない。グラウンドの外で繰り広げられる、春のセンバツならではのアツい競争が存在した。

春のセンバツ独自の「応援団賞」。名前のとおり審査対象は各校の応援で、「応援の技術」に加え「高校生らしいさわやかさ」や「礼儀正しさ」など複数の観点から総合的に判断し、もっとも優れた応援をした学校を表彰するというものだ。審査員は日本高等学校野球連盟の方など6~7名で構成されている。さらに審査を平等にするため、初戦の応援のみを対象とし、優秀賞として5校、最優秀賞として1校が表彰されている。

12校の最優秀賞を含めて、これまで28校が受賞しているが、都道府県別では大阪が8校、奈良が6校、東京、神奈川、愛知、愛媛が5校、滋賀、京都、兵庫、岡山、香川、鹿児島が4校と続いていて、青森、鳥取、長崎の各県はまだ受賞経験がない。高校別では彦根東が最優秀賞を2度、優秀賞を含めると大阪桐蔭が4度、智弁学園が3度、創価、慶応、愛工大名電、今治西が2度受賞経験がある。また、21世紀枠出場校は毎年どこかが選ばれることになっている。

高校野球の応援といえば、習志野の「美爆音」、智弁和歌山の魔曲「ジョックロック」、近年では「アゲアゲホイホイ」の流行などを思い出す方も多いだろう。また、人文字をはじめ視覚に訴える応援もクオリティが高い。今大会は球児たちを支えるだけではない、“戦う応援”にも注目していただきたい。