「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)で、途中苦戦しながらも3回戦進出した大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦は第27シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する。スーウェイとは今年の「全豪オープン」でも…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)で、途中苦戦しながらも3回戦進出した大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦は第27シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する。

スーウェイとは今年の「全豪オープン」でも対戦しており、その時はタフな試合を5-7、6-4、6-1で逆転しての勝利だった。スーウェイはフォア、バックとも両手打ちのストロークを駆使したトリッキーなプレーで相手を翻弄する戦術家。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂はその前回の対戦のことを「あの試合は。ふぅ~」と冗談交じりに振り返った。

「彼女は予測不可能です。彼女はどこからでもウィナーを打つことができる、そう思えるほどです。スライス、ドロップショットも持っていて、 彼女はすべてを持っているように感じます」

しばしば上位選手を破ってきたスーウェイだけに、大坂はなお一層警戒する。

「何が起こるのか分からないので、彼女とプレーすることはタフです。その予測不可能さが彼女のプレーを本当に良くし、トップ選手たちを破るのだと思います」

今大会初戦で、苦しい局面をしっかり立て直した大坂。次戦もタフな相手となるが、素晴らしいプレーに期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「マイアミ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)