「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)で初戦に勝利し、3回戦へと駒を進めた大坂なおみ(日本/日清食品)。初戦は世界141位のヤニナ・ウイックマイヤー(ベル…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)で初戦に勝利し、3回戦へと駒を進めた大坂なおみ(日本/日清食品)。初戦は世界141位のヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)に第2セットで苦戦しながらも、6-0、6(3)-7、6-1のフルセットで勝ち上がった。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂は試合後に「第2セットは勝つことを考え始めてしまっていたので、気持ち的に本当に難しかったです」と振り返った。

「それで、少し急降下してしまいました。彼女(ウイックマイヤー)も本当にいいプレーをしていました。私は第2セットと第3セットの間に、呼吸をして自分を取り戻そうとしました」

世界女王となり誰からも追われる立場の大坂。それでも、今回も苦しいシーンから立ち直る力を見せた。苦しい局面では、気持ちをシャットダウンするのだという。

「とても感情的にストレスの多い状況の時、よく、そうすることで自分を取り戻そうとします」

難しい初戦ではあったが、それでもしっかり勝ち上がった大坂。次の3回戦も、第27シードのシェイ・スーウェイ(台湾)というタフな相手が待っている。局面を打開する力で、次戦のプレーにも期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「マイアミ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Michael Reaves/Getty Images)