「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)は初戦となる2回戦で、世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)にフルセットの末敗れた錦織圭(日本/日清食品…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)は初戦となる2回戦で、世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)にフルセットの末敗れた錦織圭(日本/日清食品)。これで年末からスタートしたハードコートシーズンはひとまず終わり、次はクレーコートシーズンへ移る。

ATP(男子プロテニス協会)によると、錦織は敗れた後「悪い、あるいは酷いプレーをしているわけではない」「クレーコートシーズンがこれから始まる。全く異なる新しいシーズンだ。2週間良い練習をしたい。そしてモンテカルロに備えます」とコメントしている。

その次戦となる4月14日開幕の「ATP1000 モンテカルロ」は、昨年復活の狼煙を上げる準優勝を飾った大会。本調子ではなかったものの、当時トップ5のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とマリン・チリッチ(クロアチア)を破って決勝までたどり着いた。

今シーズンはここまで13勝5敗だが、2月以降は5勝4敗と失速気味の錦織。長いシーズンのため一喜一憂はできないが、クレーコートシーズンで調子を再び上向きに変えることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」での錦織

(Photo by Michael Reaves/Getty Images)