「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦。6-2、2-6、3-6で錦織が敗れ、同大会では2011年以来となる2回戦敗退となった。

錦織は第1セットで2ブレークし幸先良くリードするも、第2セット以降失速。5度のブレークを喫し、過去2勝0敗だった相手に逆転で敗れた。

ATP(男子プロテニス協会)によると、錦織は試合後「彼は第2セットと第3セットでレベルを上げた。ベースラインから堅実なプレーをし始め、第1セットのようにミスをしなくなった」「今日はベストのプレーではなかった」と語っている。

錦織は今シーズン、「ATP250 ブリスベン」で優勝、「全豪オープン」でベスト8と好スタートを切ったものの、2月以降は4大会で5勝4敗。その9試合のうち6試合がフルセットで2勝4敗と、勝ち切れない状況が続き苦戦している。

この「ATP1000 マイアミ」で年末からスタートしたハードコートシーズンはひとまず終わり、次はクレーコートシーズンへ移る。錦織の次戦は、昨年復活の狼煙を上げる準優勝を飾った「ATP1000 モンテカルロ」の予定だ。

昨年好成績を残した「ATP1000 モンテカルロ」で躍動し、再び勢いを取り戻すことに期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織

(Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)