「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦。6-2、2-6、3-6で錦織が敗れ、2回戦敗退となった。

勝利したラヨビッチは、この後に行われる第27シードのニック・キリオス(オーストラリア)とアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)の勝者と3回戦で対戦する。

第2セットを落とした錦織だが、第3セットの第1ゲームをしっかりとキープし、流れを取り戻す。第3ゲームでは30-40とブレークポイントを握られたが、デュースに持ち込んでキープし、このピンチをしのいだ。

両者ともにサービスゲームをキープする展開が続く。錦織は第6ゲームでデュースまで持ち込んだが、ブレークポイントを握るまでは至らなかった。

そして第7ゲームでデュースの末にブレークポイントを握られた錦織。ここで痛恨のダブルフォルトをしてしまい、ゲームカウント3-4、1ブレークダウンとされた。

追いつきたい錦織は続く第8ゲームで30-40とチャンスをつかむが、錦織のリターンがわずかにロングとなってデュースにもつれ込む。粘る錦織だが、このゲーム合計2本のブレークチャンスを活かすことができずにキープされてしまった。

そして第9ゲームで30-40とラヨビッチにマッチポイントを握られた錦織。長いラリーの末に錦織のショットがネットを越えることができず、3-6で第3セットを落とし、錦織は初戦で姿を消すことになった。

錦織はこの試合アンフォーストエラーが36本とミスが多かった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)