「考えてプレーすると、最初と最後で結果は変わる」元日本代表DF秋田豊が被災地の子どもたちに伝えたかったことhttp://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/012125.htmlあなたは、なぜお子さんにサッカ…

「考えてプレーすると、最初と最後で結果は変わる」元日本代表DF秋田豊が被災地の子どもたちに伝えたかったこと
http://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/012125.html


あなたは、なぜお子さんにサッカーをする環境を与えているのでしょう?

サッカーというスポーツには、プレーすることでつらいことを忘れさせてくれる力があります。また、子どもたちに、逆境をはねのける力、コミュニケーションをとる力、目標にむかって取り組む力などを授けてくれます。

東日本大震災から5年。復興に向けて、サッカー界も多くの支援を行っています。そのひとつが『JFA・キリンスマイルフィールド』です。これは、子どもの笑顔づくりを通じて地域コミュニティを元気にすることを目的に、2011年9月から岩手・宮城・福島の全小学校を対象に「復興応援キリン絆プロジェクト」として行われているもので、日本代表のオフィシャルパートナーでもあるキリン株式会社が、日本サッカー協会(JFA)、各県教育委員会と連携して展開しています。今回は、この活動のメインコーチのひとりとして参加する元日本代表DF秋田豊さんが、サッカーを通して被災地の子どもたちに伝えたかったことを紹介します。(取材・文・写真 鈴木智之)


■子どもたちから「アッキー!」と慕われる元日本代表DF

2016年7月15日、じつに671校目となる『JFA・キリンスマイルフィールド』が、宮城県名取市立愛島(めでしま)小学校にて行われました。この日のメインコーチは元日本代表の秋田豊さん。4名のアシスタントコーチを含め、100人を越える子どもたちを前に、自己紹介からスタートします。

「ぼくの名前は秋田豊です。サッカー選手として、鹿島アントラーズと名古屋グランパスと京都サンガでプレーしました。みんな、サッカーのワールドカップって知ってる?」

秋田さんの問いかけに、子どもたちは元気よく「知ってるー!」と答えます。

「ぼくは日本が初めてワールドカップに出たときに、選手としてピッチに立ちました。そして自国開催の2002年ワールドカップでもメンバーに選ばれました。今日はみなさんとボールを使って、たくさん遊びたいと思います。ぼくのことは“アッキー”と呼んでください!」

子どもたちは口々に「アッキー!」と呼び、瞬時に秋田さんとの距離が近くなったようでした。秋田さんはこれまで『JFA・キリンスマイルフィールド』を通じて、100校以上の小学校を回っており、その経験に裏打ちされた雰囲気づくりが、この日あったばかりの子どもたちとの距離を縮めます。


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