【JFAグラスルーツ推進部部長が行く!あなたの街のサッカーチーム訪問3】サッカー少年に補欠ゼロのリーグ戦を!上鷺宮SCが…
【JFAグラスルーツ推進部部長が行く!あなたの街のサッカーチーム訪問3】
サッカー少年に補欠ゼロのリーグ戦を!上鷺宮SCがはじめた\"あすなろリーグ\"とは
http://www.sakaiku.jp/series/grassroots/2016/012131.html
日本サッカー協会のグラスルーツ推進部松田薫二部長があなたの街のサッカーチームを訪問し、少年サッカーの課題解決に努めていく当連載。今回は、松田部長がついに街クラブのグラウンドへ! 松田部長が訪れたのは、JFAの『みんなPlay』の賛同パートナーに応募してくれた東京都中野区の『上鷺宮少年サッカークラブ』。
うまいか下手かは関係なく、レベルに応じて必ず試合を楽しめるようにしたい!“補欠ゼロ”を掲げる『みんなPlay』を独自に実践しているサッカーチームでした。(取材・文 大塚一樹)
■一人ひとり、それぞれがサッカーで成長してほしい
「うまいとか下手とかよくわからないんですよね。下手ってどういうこと? って思います」
上鷺宮少年サッカークラブの監督を務める西村英次郎さんは、グラウンドで練習に励む子どもたちを見ながら、誰に言うでもなくこんなことをつぶやきます。
「技術的なことを言うなら、この時期は下手っていうのはあります。でも、だから練習するんだし、みんな変わっていくんですよ」
西村さんの言葉に、松田さんもうなずきます。
「そうですよね、こうやって楽しそうにプレーしている子どもたちを見ていると、うまいからとか、下手だからとかじゃなくて、サッカーを楽しくやって欲しい、続けて欲しいという気持ちが強くなります」
中野区立上鷺宮小学校と武蔵台小学校を主な活動場所にする上鷺宮少年サッカークラブ、通称KFCは今年で創立36年目、親子3代で所属するメンバーもいるという歴史あるクラブ。現在も代表を務める吉田豊さんが、サッカーを練習する場所がなく公園でプレーしていた地域の子どもたちのために立ち上げたクラブだそうです。KFCのOBには、Fリーガーで日本代表選出歴のある清水和也選手、女子U-17ワールドカップ代表候補になった安部藍里選手などのサッカー選手もいるが、他競技、他分野で活躍している先輩も数多くいます。
「サッカー選手になるのが目標ではなく、KFCでサッカーをしたことでそれぞれが何かを得て欲しい。だから、サッカー選手じゃなくても、がんばっている先輩は二重丸なんです」
西村さんは、「サッカーを通じて一人ひとりが成長すること」こそが、地域にKFCがある意味、存在理由だと言います。そのために欠かせないのが、サッカーでいろいろなことを経験すること。
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