試合は子どもの楽しみ、大人のためではない!あるサッカー協会が定めた8つの規則http://www.sakaiku.jp/column/challenge/2016/011308.html子どもがスポーツ活動をするにあたって、決まり事をつくる…

試合は子どもの楽しみ、大人のためではない!あるサッカー協会が定めた8つの規則
http://www.sakaiku.jp/column/challenge/2016/011308.html


子どもがスポーツ活動をするにあたって、決まり事をつくる家庭もあるのではないでしょうか。練習や試合があっても宿題を必ず終えるようにすることや、スパイクやボールを失くさないように管理することなどは一般的な約束ごとかもしれません。

米国の子どものスポーツでは、子どもがプレーするチーム単位や、そのチームが所属するリーグや協会ごとに、プレーヤーが守るべき規則が定められています。今回はその一部をご紹介します。(取材・文 谷口輝世子)

■親が守るべき規則とは

子どものスポーツでは、コーチや参加する子どもの親に対しても規則を設けています。親向けの規則とはどのようなものでしょうか。

一例としてユタ州ユースサッカー協会の親向け規則をご紹介したいと思います。

1.私は、試合は子どもの楽しみのためにあり、大人のためではないということに重きを置きます。
2.私は、人種、肌の色、性別、宗教に関係なく、すべての選手、コーチ、審判を前向きにサポートする姿を子どもたちに見せ、ロールモデルとしてふるまいます。
3.私は、レフェリー、選手、コーチ、他の保護者、観客に対して、ブーイングや握手の拒否、不敬な言葉づかい、ジェスチャーなどのスポーツマンシップに反する行為をしません。
4.私は、子どもにルールの意図、ルールの精神の範囲内でプレーするように教えます。
5.私は試合中にはレフリーを批判することを控え、レフリーの権限と判断を尊重します。
6.私は安全や他の選手の幸福よりも、勝つことに価値があるとは決して考えません。
7.私はスポーツ環境に、麻薬、タバコ、アルコールを持ち込まないように求めます。私自身もスポーツイベントでこれらを使用しません。
8.シーズン中に他のチームの選手を、自分の子どものチームに入るように誘うことはしません。


これらの規則に違反したときには、レフェリー、コーチ、リーグ管理者から警告を受けることを理解しています。

違反行為により親の停止処分を受けた場合には、ユタ州ユースサッカー協会に記録が残ることを理解しています。

親は、子ども向けの規則と同様にこれらの規則を理解し、同意したうえで署名して提出します。サッカー以外の種目ですが、私も親として子どもの参加するチームが加盟する協会の保護者向け規則に署名をして提出しています。毎年、シーズンが始まる前に規則を書いた用紙が配布されますので、これに署名をして提出します。

ユタ州ユースサッカー協会の場合は、規則違反時の罰則も明文化されていますので、これに沿って処分が科されることになります。


▼この記事の全文はサカイクWEBにて公開中!!
http://www.sakaiku.jp/column/challenge/2016/011308.html