■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)現地16日の大会10日目、男子シングルス準決勝。第4シードのロジャー・フェデラー(スイ…
■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)
現地16日の大会10日目、男子シングルス準決勝。第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
両者の対戦は2017年10月の「ATP1000 上海」以来、約1年5ヵ月ぶりとなる。過去対戦成績はフェデラーの15勝23敗だが、現在フェデラーが5連勝中だ。
AP通信によるとフェデラーは「最終的にラファにたどり着いてワクワクしているよ」と話し「ラファが元気な時、特に彼がやりやすさを感じるこのインディアンウェルズのような場所では、彼は明らかにタフな相手だよ」とナダルとの対戦の難しさを語った。
一方、準々決勝ではメディカルタイムアウトを取り、右膝の治療を受けたナダル。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、身体の状態について「もちろん明日の準備をすることが1番だが、明日の朝起きてどうなるかは分からない」と明かした。
また、フェデラーとの対戦については「僕たちのキャリアの後半に、重要な大会の上位ラウンドで、高いレベルで戦い続けるチャンスがあるのは素晴らしいことだ」と話した。
39回目となる対戦で、両者がどのような試合展開を見せるか。試合は日本時間17日午前5時頃開始予定。
第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は、第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との準決勝に臨む。
ティームは今大会準々決勝、第18シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦予定だったが、モンフィスがアキレス腱の痛みにより棄権。不戦勝でベスト4進出となった。一方、ラオニッチは準々決勝で19歳のミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を破っての勝ち上がりだ。
ティームとラオニッチは2016年に2度対戦しており、どちらもティームが敗れている。3度目の対戦ではティームがラオニッチから初勝利を挙げるか、ラオニッチが連勝記録を伸ばすか注目だ。試合は日本時間17日午前3時に開始予定。
男子ダブルス決勝では、第6シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)がニコラ・メクティッチ(クロアチア)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)と対戦する。クボト/メロはペアとして13個目のタイトル獲得を目指す。
■「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)
大会11日目、女子ダブルス決勝。第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)がエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。
クレイチコバは現在ダブルス世界ランキング2位、シニアコバは1位で、ペアとして2018年「全仏オープン」「ウィンブルドン」で優勝している。決勝では世界トップペアとしてどのような試合展開を見せるか注目だ。
◇ ◇ ◇
【3月16日の注目ドロー】
◆「ATP1000 インディアンウェルズ」
男子シングルス準決勝
[4]ロジャー・フェデラー(スイス)対 [2]ラファエル・ナダル(スペイン)
[7]ドミニク・ティーム(オーストリア)対 [13]ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
男子ダブルス決勝
ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)対 [6]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)
◆「BNPパリバ・オープン」
女子ダブルス決勝
[1]バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)対 エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのフェデラー
(Photo by George Walker/Icon Sportswire via Getty Images)