「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第12…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦。第1セットは7-6(2)でナダルが先取した。

両者は過去に5回対戦しており、ナダルが5勝0敗と負け無しの状態。直近の対戦は2018年の「全米オープン」で、そのときは5-7、7-5、7-6(7)、7-6(3)と接戦の末にナダルが勝利していた。この対戦の勝者は準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦することになるが、2017年以来のナダルVSフェデラーの試合が実現するのか、注目が集まる。

第1セットはナダルのサービスゲームから始まった。ナダルは第1ゲームでいきなり0-40と3本のブレークポイントを握られる。2本はしのいだが、続くプレーでハチャノフのショットを返しきることができず、1ブレークダウンとされた。

第2ゲームでブレークチャンスを作れなかったナダルは、第3ゲームでもファーストサーブが決まらず、キープはしたもののまだ本調子でない様子が見て取れた。

それでも少しずつ調子を上げてきたナダルが第6ゲームで15-40とチャンスをつかむと、ハチャノフのアングルショットがサイドアウトになり、ブレークバックに成功。ゲームカウントを3-3のイーブンに戻した。

第7ゲームでは徐々に調子を取り戻し、ファーストサーブの確率も上がってきたナダルがハチャノフにチャンスを与えずにキープした。そして第9ゲームもキープしてゲームカウント5-4としたナダルが、第10ゲームで合計4本のセットポイントを握ったが、いずれもハチャノフにしのがれ、ゲームカウントは5-5となった。

そして両者サービスゲームをキープし、第1セットはタイブレークに突入した。タイブレークで先にミニブレークしたのはナダル。その後も絶妙なコントロールのショットを連発し、第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのナダル

(Photo by George Walker/Icon Sportswire via Getty Images)