■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)現地14日の大会8日目、男子シングルス準々決勝。第7シードのドミニク・ティーム(オース…

■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)

現地14日の大会8日目、男子シングルス準々決勝。第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、第18シードのガエル・モンフィス(フランス)の棄権により、同大会初のベスト4進出を決めた。

一方のモンフィスは、2月の「ATP250 ソフィア」から出場3大会連続でベスト4以上の成績を残し、今大会に臨んでいた。

試合が開始される前に会場に登場し、インタビューに答えたモンフィス。「ウォームアップをしようとしたが、この2~3日左のアキレス腱がとても痛かった。今晩少し打ってみたけど、100%では戦うことができない」と棄権を発表した。

このほか、第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は世界130位のミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦。6-3、6-4のストレートで勝利し、2年連続のベスト4進出を果たした。

敗れた19歳のキツマノビッチは、今大会ラッキールーザーで本戦出場し、準々決勝まで勝ち上がってきたが、ラオニッチの牙城を崩すことはできなかった。

■「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)

大会9日目、女子シングルス準々決勝。第23シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-3、4-6、6-3で破り、ベスト4進出を果たした。

2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」で優勝していたベンチッチ。今大会4回戦では第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)を破っており、2試合連続で上位シード選手から勝利を挙げた。

なお、ベンチッチは準決勝で、第8シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは、同日の準々決勝で世界36位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を7-6(3)、6-3で破っての勝ち上がり。

◇   ◇   ◇

【3月14日 主な試合結果】

◆「ATP1000 インディアンウェルズ」

男子シングルス準々決勝

〇[7]ドミニク・ティーム(オーストリア)W/O ●[18]ガエル・モンフィス(フランス)

〇[13]ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)6-3、6-4 ●[LL]ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)

男子ダブルス準決勝

〇ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)7-6(3)、7-6(3) ●[3]オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)

◆「BNPパリバ・オープン」

女子シングルス準々決勝

〇[23]ベリンダ・ベンチッチ(スイス)6-3、4-6、6-3 ●[5]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)

〇[8]アンジェリック・ケルバー(ドイツ)7-6(3)、6-3 ●ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)

女子ダブルス準決勝

〇[1]バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)5-7、7-6(5)、10-6 ●[8]チャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのティーム

(Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)