三浦桃香(20歳)1999年2月12日生まれ。宮崎県出身。2018年=33試合出場。最高位7位タイ。賞金ランキング81位。QTランキング6位。 今季からギアとボールが新しい契約になったので、心機一転してツアーに臨みたいですね。そして、シ…

三浦桃香(20歳)
1999年2月12日生まれ。宮崎県出身。
2018年=33試合出場。最高位7位タイ。
賞金ランキング81位。QTランキング6位。

 今季からギアとボールが新しい契約になったので、心機一転してツアーに臨みたいですね。そして、シード権と優勝の、どちらも獲れるようにがんばります。

 オフはトレーニングを結構やりました。ウエートトレーニングは以前からやっているんですけれど、今年は走り込みをかなりやったし、たくさん食べてウエートアップも少ししました。その結果、7割くらいのスイングでも、これまでと同様の飛距離で、安定感が出せるようになりました。また、昨季は苦手だったバンカーの練習も、このオフには相当やりましたね。

 ファンの人に見ていただきたいのは、昨年と一緒で”ダイナミックなゴルフ”です。ドライバーが安定してきたし、もともとフェアウェーウッドは得意なので、ロングホールではどんどん2オンを狙っていきたいと思います。


香妻琴乃(26歳)
1992年4月17日生まれ。鹿児島県出身。
2018年=22試合出場。ツアー1勝。
賞金ランキング46位。

 昨年は初優勝ができたので、今年も引き続き勝てるように、まずは1勝することが目標です。今は特にコーチがついているわけではないので、オフは自分で基礎練習を集中的にやってきました。

 今年は一試合、一試合、できるだけ笑顔でプレーするようにがんばるので、その辺りをギャラリーのみなさんには見ていただきたいです。


永井花奈(21歳)
1997年6月16日生まれ。東京都出身。
2018年=38試合出場。最高位2位タイ。
賞金ランキング22位。

 今年から、辻村明志コーチ(小祝さくらや上田桃子らを指導)に見てもらうことになり、オフはハワイなどの合宿で、練習とラウンドをしっかりこなしてきました。今シーズンは飛距離アップを課題にしているので、そのための素振りもみっちりやってきました。

 と言っても、プレースタイルは変わらず、アイアンやショートゲームが自分の持ち味だと思っているので、ピンを狙っていくショットを見ていただきたいと思っています。

 目標は、優勝することです。一昨年の初優勝(樋口久子 三菱電機レディス)は、最終日は雨で中止だったので、今度は3日間とか4日間のラウンドをすべてプレーして優勝する、というのが目標です。昨年はそれが実現できなかったので、今年はそれを果たせるようにしたいです。

堀 琴音(23歳)
1996年3月3日生まれ。徳島県出身。
2018年=34試合出場。最高位15位タイ。
賞金ランキング114位。QTランキング82位。

 昨年はシーズンの初めに手首の故障などもあって、それ以降、ショットの調子が悪くなり、結果的にシードを失ってしまいました。だから今シーズンは、まずシード復帰が目標です。

 昨季はシーズンの途中から森守洋コーチ(原江里菜らを指導)に教わるようになって、オフにはタイで合宿もして、ここまでいい感じで調整もできています。課題のショットがかなりよくなってきていて、パッティングも調子が上がってきているので、全体的に自信を持ってできるようになってきています。あとは「試合でどうかな」というところですが、とにかくがんばります。


松田鈴英(21歳)
1998年1月24日生まれ。滋賀県出身。
2018年=36試合出場。最高位2位。
賞金ランキング11位。

 昨年は、ショートゲームが肝心なところで足を引っ張って、優勝に届かなかったということがあったので、オフはタイと宮崎と鹿児島で合宿をして、ショートゲームの練習をかなりやりました。あと、ティーショットのフェアウェーキープ率も悪かったので、そこも集中的にやってきました。

 今年の目標は、初優勝と賞金ランクベスト10入りです。昨年は悔しい思いもしたんですけれど、それでも最初の頃は、自分が優勝争いをできるなんて思ってもいなかったので、その分、成長はできていたのかなと思います。

 そうは言っても、「悔しかった」という気持ちはあったので、今年はその悔しかった気持ちをいい方向に生かせたら、一番いいかなと思います。


辻 梨恵(25歳)
1994年1月28日生まれ。神奈川県出身。
2018年=34試合出場。最高位14位タイ。
賞金ランキング75位。QTランキング29位。

 昨シーズンはシード権を落としてしまいましたが、QTランキング(29位)の結果で、とりあえず1回目のリランキングまでは試合に出られる予定なので、前半戦が勝負と思ってがんばります。その間に、優勝も狙いたいですね。

 昨年はスイングがよくなくて、それにアプローチとパッティングも悪くて、全然スコアにならなかったという感じだったので、このオフはスイング作りと体作りをメインにやってきました。手応え的にはまあまあ、あります。プロとしては、昨年の分も今年は稼ぐつもりでやっていきます。


斉藤愛璃(29歳)
1989年12月6日生まれ。神奈川県出身。
2018年=9試合出場。最高位35位タイ。
賞金ランキング136位。QTランキング139位。

 一昨年から腰痛でずっと悩んでいて、思うようなスイングもできず、いいゴルフができなかったんです。それが、リハビリでよくなってきたので、ようやくやりたいことができる状態になってきました。

 ここからまた「再出発ができる」という感じですね。そこで、”自分のできることを一つひとつクリアしていく”ということを目標に、今年はがんばっていきたいと思っています。

 課題として取り組んできたのは、簡単なところ(のミス)からスコアを落とさないように、短い距離のショットやアプローチの精度を上げること。このオフはとくに、アプローチを集中的に練習してきました。また、今季はドライバーを替えて安定感が出てきたので、今年はいいティーショットをお見せできればと思っています。


三ヶ島かな(22歳)
1996年7月13日生まれ。福岡県出身。
2018年=30試合出場。最高位3位タイ。
賞金ランキング42位。

 まず1勝、とりあえず、それしかないです。そのために、オフはひたすらトレーニングをやってきました。ジムでの筋トレの他に、恒例となった横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手のオフトレにも参加。メッチャきつかったです。

 技術的な課題は、昨年の数字だけを見たら、パッティングだけなんです。その点において、結果がいい時と悪い時とのストロークで何が違っているのか――その微妙な違いが、自分の中でだいぶわかってきました。ですから、あとはかみ合わせと流れがハマれば、勢いでいけるんじゃないかと思うので、早いうちに優勝したいですね。

 昨年みたいに、シーズン終盤に(シード獲得のために)バタバタしたくないので(笑)。あと、食生活を改善したら、体の調子も肌の感じもだいぶよくなってきたので、今シーズンは楽しみです。