最近、若い女子の間では腹筋女子がブーム。テレビや雑誌、SNSなどで、人気のモデルさんや女優さんが鍛え抜かれた美ボディを披露しています。じつは、憧れのシックスパックは腹筋運動だけでは手に入りません。今回は、腹筋女子になれるコツをご紹介します…
最近、若い女子の間では腹筋女子がブーム。テレビや雑誌、SNSなどで、人気のモデルさんや女優さんが鍛え抜かれた美ボディを披露しています。じつは、憧れのシックスパックは腹筋運動だけでは手に入りません。今回は、腹筋女子になれるコツをご紹介します。
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腹筋運動では腹筋は割れない!?
6つに割れた腹筋は、腹筋運動によって手に入ると考えている人も多いと思います。
しかし、ハードトレーニングをしても腹筋が浮き出ることはほとんどありません。
その理由は、お腹の周りに付いた皮下脂肪が腹筋を覆っているから。
腹筋は、全身の筋肉のなかでもサイズが小さい筋肉です。
そのため、大幅に基礎代謝が上がり、皮下脂肪を落とすことはなかなか期待できません。そのため、腹筋の筋肉を鍛えるだけで、シックスパックを手に入れるのは難しいと考えられます。
体脂肪率を下げることがシックスパックの近道
腹筋の筋肉が発達してもシックスパックは難しいとお伝えしました。しかし、腹筋の上にある皮下脂肪を減らすことで、割れた腹筋を身体の表面に浮かび上がらせることは可能です。じつは、腹筋は誰でも初めから割れているので、シックスパックを作るためにハードなトレーニングが必要なわけではありません。
腹筋が割れるポイントは体脂肪率。男性のデータでは、体脂肪率が10%くらいになるとハッキリと割れると言いますが、女性の場合はもう少しハードルが低いようです。これは、元々の皮下脂肪量が男性より多いからですが、体脂肪率が15%程度でシックスパックが浮かび上がってくるとされています。
体脂肪を下げるには、食事のコントロールと有酸素運動。
糖質や脂質が多い食べ物を控え、野菜や赤身のお肉、お魚を食べるようにしましょう。そしてジョギングやウォーキングなどで脂肪を落とし、さらに筋トレを行うと、よりきれいにボディメイクをのぞめるので、オススメ。
筋トレも行って腹筋女子を目指そう
割れた腹筋を作るなら皮下脂肪を落とすことが近道。しかし、腹筋運動や筋トレに意味がないわけではありません。有酸素運動や食事のコントロールは筋肉が落ちてしまうリスクがありますが、腹筋運動によってこれらを予防できるからです。さらに、腹筋が弱くなると便秘になったり、姿勢が悪くなって基礎代謝が落ちたりして、太りやすい体質になってしまう不安があります。
腹筋女子たちはみんな、皮下脂肪が少ない美ボディ。しかし、美ボディをキープするには、適度な筋力が大切です。皮下脂肪をコントロールしながら、筋トレも合わせて行うことが、憧れの腹筋女子に近づくポイント、ということなのです。
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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