「チームを愛してくれている」、そう信じていた。



 あくまでも自称ではあるが、シーホース三河の『公式風』マスコットとして活動しているタツヲの裏切りが発覚したのは、去年のオフシーズン。

「千葉ジェッツと富山グラウジーズに、履歴書と職務経歴書を送っていたことが分かったんです。確かに、他のチームの選手と交流したり、ゲームを見に行ったりしているのは知っていました。でも、まさか移籍まで考えているとは…。千葉さんの社長から三河の社長宛に、移籍について身分照会の電話がかかってきた、という話も聞きました…」

 シーホース三河の関係者は、動揺を隠しきれない様子だった。

 ただ、移籍は保留となり!?、タツヲは今シーズンも、シーホース三河の公式風マスコットとして、活動を継続している。

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タツヲとシーホースくんの気になる仲

 シーホース三河の公式マスコットは、「シーホースくん」である。ふたりの関係は気になるところ。

「タツヲはシーホースくんに、激しいライバル心を抱いているようですが、非公式であることには満足しているみたいです。自由に行動できますからね」と、別のチーム関係者は笑う。

 タツヲは、『勝ツヲ』を抱いているのですが、その勝ツヲを、三河の公式マスコットの「シーホースくん」が抱えて登場した貴重な場面が、Bリーグのオールスター。これには、チーム関係者も相当驚いたようだ。各チームから参加できるマスコットは1名(!?)だけで、当然、シーホースくんが出るわけですが、その腕にはタツヲが大切にしている勝ツヲが…。

 このシーホースくんの行動には、懐の深さ、優しさが表れている。

 公式・公式風という立場に関わらず、協力しあって!?チームを盛り上げ、応援していることは間違いなさそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]