■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)現地12日の大会6日目、男子シングルス3回戦。第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世…

■「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)

現地12日の大会6日目、男子シングルス3回戦。第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界67位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦する。

両者は2月の「ATP500 ドバイ」で初めて対戦。その時は、錦織が5-7、7-5、2-6のフルセットで敗れていた。

今大会2回戦では、世界52位のアドリアン・マナリノ(フランス)から薄氷の勝利をもぎ取った錦織。試合後のインタビューで「自分の調子も上げていきたいですね。ちょっとミスの早い部分もあったので、そこも修正して。調子は問題ないので、少し修正して次の試合に臨みたいと思います」と次戦に向けて意気込んだ。

錦織は、ドバイで敗れた22歳の若手ホルカシュに雪辱なるか。試合は日本時間13日午前3時に開始予定。

そのほか、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、世界40位の同胞スタン・ワウリンカ(スイス)との3回戦に臨む。フェデラーはワウリンカに対し、過去21勝3敗だ。

フェデラーは2月の「ATP500 ドバイ」でツアー通算100勝を達成。元世界3位ワウリンカは「ATP500 ロッテルダム」で準優勝、「ATP500 アカプルコ」でベスト8入りし、2018年6月には263位まで落ちていた世界ランキングを上げてきている。

25度目となる対戦で、両者がどのような試合展開を見せるか注目だ。試合は日本時間13日午前10時以降に開始予定。

第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第25シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。両者は過去6度対戦し、すべてナダルが勝利している。

また、雨天で中断し翌日に持ち越されていた第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と世界39位フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)の対戦が再開される。

■「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)

大会7日目、女子シングルス4回戦。第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第23シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。

対戦相手のベンチッチは、2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」で優勝。大坂はベンチッチと下部大会で1度対戦しており、2013年以来の対戦となる。

今大会、新しく就任したジャーメイン・ジェンキンスコーチとの新体制で臨む大坂。ここまでの2試合どちらもストレートで勝利。4回戦でもそのままの勢いで勝利を掴むことに期待がかかる。

大坂対ベンチッチは、日本時間13日午前10時以降に開始予定。

そのほか、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が世界61位のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と。第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第21シードのアネット・コンタベイト(エストニア)との4回戦に臨む。

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【3月12日の注目ドロー】

◆「ATP1000 インディアンウェルズ」

男子シングルス3回戦

[6]錦織圭(日本/日清食品)対 ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)

[25]ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)対 [2]ラファエル・ナダル(スペイン)

スタン・ワウリンカ(スイス)対 [4]ロジャー・フェデラー(スイス)

[8]ジョン・イズナー(アメリカ)対 [32]ギド・ペラ(アルゼンチン)

[24]デニス・シャポバロフ(カナダ)対 [10]マリン・チリッチ(クロアチア)

[LL]アンドレイ・ルブレフ(ロシア)対 [12]カレン・ハチャノフ(ロシア)

男子ダブルス2回戦

[3]オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)対 [WC]マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)/ライリー・オペルカ(アメリカ)

◆「BNPパリバ・オープン」

女子シングルス4回戦

[1]大坂なおみ(日本/日清食品)対 [23]ベリンダ・ベンチッチ(スイス)

マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)対 [2]シモナ・ハレプ(ルーマニア)

[21]アネット・コンタベイト(エストニア)対 [5]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)

[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)対 [12]アシュリー・バーティ(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織(左:Photo by TPN/Getty Images)と大坂(右:Photo by Clive Brunskill/Getty Images)